大嵜直人のブログ

たいせつな何かをなくした心に、ともしびを。

秋冷の熱田さんで、深呼吸を。

いつのまにかずいぶんと肌寒くなり、冬用の布団や衣類を探したりしております。
もう半袖シャツではさすがに我慢できなくなって、長袖を引っ張り出してあわてて洗濯したりするのも、風物詩のようです。

どうも私は、着重ねる方の衣替えが苦手なようです。
気持ちのいい季節ではありますが、急に冷えたりして風邪を引いたりしないようにしたいものです。

さて、そんな長袖シャツに変える前に、熱田神宮を訪れました。

前回訪れた際は、金木犀の香りが出迎えてくれましたが、この日は気持ちのいい秋の空が迎えてくれました。

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澄んで高くなった秋の空。

熱田さんに伺うようになってから、1年ちょっとでしょうか。
訪れるたびに変わりゆく、四季折々の境内の空気と、美しさ。
四季を感じられる習慣があるというのは、いいものです。

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上知我麻神社の前には、なにやら長椅子が並べられていました。
なにか行事があるのでしょうか。

なにはともあれ、その行事に参加される方を思うと、こんなに気持ちよく晴れてよかったと思うのです。

参道を歩いていると、鶏の朝のおつとめの鳴き声が。
ずいぶんと近くから聞こえてくるなぁと思っていたら、すぐそばからお顔を見せてくださいました。

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どうも、お邪魔しております、とご挨拶を。

神鳥さまはトコトコと参道を横切って、熱田の杜のなかに消えていきました。

この後の予定もあったのですが、ことさらに参道をゆっくりと歩きたくなります。

そして、ゆっくりと歩いていると、それにあわせて呼吸がゆっくりと深くなっていきます。

やらなきゃいけないことや、あれや、これや。
普段、些末なことに囚われている思考が、ふっと抜けるようです。
不思議なものです。

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参道に掲示された、熱田さんの歴史を眺めながら。
千年を超える歴史の中で、さまざまなできごとがありながら。
それでも、日々この場所を多くの方が訪れ、頭を下げ、手を合わせ、祈りを捧げてきた。

その一つ一つの積み重ねが、この心地よい空気をつくっているのかもしれません。

そう考えると、訪れるたびに、たくさんの先人たちが積み重ねてきたものの恩恵を、おすそ分けしていただいているような心持ちにもなるのです。

深く頭を下げて、今日ここに来れたことをよろこびました。