大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

脱稿。脱力感と、満足感と。

昨晩から、春の嵐のような雨が降っていましたが、今朝になったら上がっていました。

曇っていた空は、まだ少し降り足りないような、そんな感じがしました。

そういえば、今日は4月8日、花まつりの日ですね。

お釈迦様の誕生日をお祝いする、花まつり。

散り際の桜も、心なしか今日は違って見えるようです。

桜は散っていく横で、咲きかけのツツジを見かけました。

ずいぶんと早い気もしますが、桜からツツジへ、季節は流れていくようです。

ほんとに、早いものです。

さて、先日からお話しておりました、ご依頼の原稿をようやく入稿することができました。

締め切りのある仕事を抱えているのは、やはりストレスがあるようです。

その締め切りが近くなると、鬱々としてきたりして、なかなかしんどいものです。

ほんと、週刊誌に連載を持っておられる漫画家の先生は、すごいなぁ…と感じます。

ましてや、ヒット作品になると、その生活を何年も続けるわけですよね…

とはいえ、やはり締め切りがあるからこそ、作品ができるのもまた真実のようで。

時間にせよ、この肉体にせよ、制限があるということは、実に不思議で、実に悩ましいものです。

まあ、その制限と悩みから解放されるのは、この生を全うした後になるのでしょうけれども。

脱稿の脱力感と、少しの満足感と。

ご依頼いただいた期待に、応えられたかなぁ、という想いと。

もっと、いい文章が書きたい、という想いと。

いろんな想いが、入り混じるのが、この脱稿のあとの時間のようです。

えぇ、大事なのは自分で自分のことをいたわる、大切にすること、といつも言っておきながら、自分自身のこととなると、なかなか難しいものです笑

けれども、期待に応えようとしてしまうのも、私。

その気持ちがなければ、なかなかご依頼を受けようとはならないのかもしれません。

人の心は、ほんと不思議なものです。

とりあえずは、入稿を終えて、ほっとしたいと思います。

また今回書いた文章を、皆さまにご案内できることを楽しみにしております。