早いもので、もう3月、弥生の季節になりました。
今年も桜の開花は早そうですが、春は新しいことを始めるのにふさわしい季節だったりしますよね。
そんな3月はじめの今日は、私がカウンセリングを学ばせていただいた、根本裕幸師匠の「お弟子さん制度」について、少しお伝えしてみたいと思います。
こんな方におすすめの内容になります。
- 心理学、カウンセリングに興味があり、学んでみたい
- 根本師匠の「お弟子さん制度」に興味がある
- 「お弟子さん制度」の中身を、ちょっと知りたい
新しい春の訪れとともに、「お弟子さん制度」を始めようと検討されている方の、ご参考になりましたら幸いです。
- 1.自己紹介
- 2.10年、カウンセラーを続けるために
- 3.講座を通じて自分を知る、自分を愛する
- 4.「在り方」をもとに「売り方」を考える講座
- 5.愛から見るカウンセリングは、一生モノの財産
- 6.まだ見ぬお弟子仲間のあなたさまへ
1.自己紹介
最初に、私自身の自己紹介を軽くさせてください。
私は根本裕幸師匠の「お弟子さん制度」を、2021年2月からスタートした4期を受講させていただきました。
4期はオンラインでの開催だったため、日本全国はおろか、南米や豪州や欧州、東南アジアといった地域から受講される方もいらっしゃる、実にワールドワイドな期でした。
そして、2021年8月の講座修了後から、カウンセラーとして活動を続けております。
2.10年、カウンセラーを続けるために
続けることが、未だ見ぬ誰かのためになる
根本師匠の「お弟子さん制度」では、「10年続けるために」という視点を大切にされています。
私が受講したときも、「どうやったら10年続けられるか?」ということを考えたように覚えています。
あらためて、根本師匠のブログの案内記事を読み返してみましたが、ちゃんとコンセプトに入ってました。よかったです笑
「10年ひと昔」とは言いますが、10年経てば社会や人のありようも変わりますし、自分自身だって変わっていきます。
けれど、ことカウンセラーという仕事を考えたとき、「続ける」ことが、とても大切なことのように思います。
私自身、人生ではじめてカウンセリングを受けたのが、根本師匠のカウンセリングでした。
そこから、カウンセリングによって癒されてきたのですが、それもこれも、根本師匠がカウンセリングを続けていたから、日々ブログを更新し続けてこられたから、なのでしょう。
だから、毎日、こうしてブログを書くこと、定期的にカウンセリングの募集をすることは、とても大切なことだと思うのです。
それは、まだ見ぬどなたかの居場所になるかもしれないからです。
まさに私自身が、そうでしたから。
しんどいとき、辛いとき、こころが揺れるとき。
好きな人のブログを開いて、その言葉を繰り返し、繰り返し、読み返したりしていました。
先日、ありがたくも、私が以前に書いた記事に、そんなご感想をいただきました。
この私のブログも、どなたかがふっと見に来ていただける居場所になれたことを、とてもうれしく感じました。
10年続けられるカウンセラー。
それは、「お弟子さん制度」のなかで、とっても大切なコンセプトのように思います。
カウンセラーの憂鬱 ~孤独感と無力感
そうはいっても、なかなかカウンセリング活動を続けることが、難しく感じることも、あるかもしれません。
カウンセリングを続けられなくなるのは、なぜか。
お弟子さん制度に興味があるあなたなのですから、きっとカウンセリングや心の世界のことに惹かれているのでしょうし、好きなことなのでしょう。
けれど、その好きなことなのに、続けられなくなるのは、どんなときか。
その大きな要因が、孤独感と無力感です。
誰かと一緒にお仕事をしたりすることもありますが、基本的にカウンセラーは孤独です。
クライアントさまと向き合うとき、いつも一人です。
そして、相手に与えようとする想いが強ければ強いほど、無力感もまた、大きいものになります。
孤独感と無力感。
はい、私も例に漏れず、大好物です笑
寒風吹きすさぶ荒れ地に、何の手持ちもなく、ただ一人呆然と立ち尽くしている。
そんな感覚になることは、カウンセラーを目指す人なら、誰でも経験することなのかもしれません。
けれど、「お弟子さん制度」を通じて学ぶことで、その憂鬱を乗り越えられるようにも思うのです。
3.講座を通じて自分を知る、自分を愛する
自己肯定感が問われるカウンセラー
先に書いた、孤独感と無力感。
その癒し方、向き合い方にも、いろいろあると思うのですが、究極的なところは、
「じぶんのこと、好き?」
というところに行きつくと思うのです。
はい、だいぶ端折りました笑
でもね、カウンセラーという仕事を考えたときに、非常に自己肯定感が問われる場面が多いんです。
ごくごく単純に言ってしまえば、私たちは自分自身をどう見ているかを、相手に映し出します。
自分を卑下して見ていたら、目の前の相手もまた、そのように見ます。
あるいは、自分のことをまるっと受け入れられていたら、目の前の相手のことも、受け入れられるのでしょう。
その相手がクライアントさまだとしたら、いはんや…ですよね。
カウンセラーと自己肯定感は、切っても切れない関係にあります。
じゃあ、自己肯定感が低い方は、「お弟子さん制度」、ひいてはカウンセラーに向いていないのか?といえば、決してそうではありません。
自己肯定感が高ければ高いほどいいのは間違いないのですが、大切なのは、そのプロセスです。
自分を、愛せるようになるプロセス。
それこそがかけがえのない価値になるんですよね。
だから、たとえいま自己肯定感が低かったとしても、自分を受け入れることを難しく感じていたとしても。
その自己肯定感を上げていく経験、自分をそのままに受け入れるプロセスは、クライアントさまに与えられる、とても貴重な財産になります。
根本師匠の「お弟子さん制度」では、自分と向き合い、自己肯定感を育むことを主眼に置いたプログラムが組まれています。
自分を知り、自分を愛するプログラム
お弟子さん制度の前半は、自分を知り、自分を愛することを目的としたプログラムが組まれています。
というか、「お弟子さん制度」自体のメインテーマの一つが、「自分を愛すること」なんですよね。
具体的には、家族との関係や、過去の恋愛経験を棚卸したりしていったりします。
自分とは、どんな人間なのか。
自分にとって、何が大切で、何がイヤなのか。
自分は、どんな生き方をしたいのか。
自分が与えられるものは、なにか。
自分は、どんなカウンセラーになりたいのか。
それを積み重ねていくと、過去の失恋や失敗、傷ついた経験が、かけがえのない財産に変わっていきます。
カウンセラーとは、その人自身の生き方や経験が、何よりも貴重な価値となる仕事だからです。
4.「在り方」をもとに「売り方」を考える講座
上にも書きましたが、「お弟子さん制度」においては、「10年続けられる」ことがメインのコンセプトの一つになっています。
そのために、カウンセラーとしての「売り方」と「在り方」を、車の両輪のように学んでいきます。
ただ、ベースになるのは「在り方」の方でしょうか。
自分は、どんなカウンセラーなのか。
何を大切にするカウンセラーなのか。
それを軸にして、「売り方」を考えるわけです。
自分のカウンセリングを必要としている人は、どんな人なのか。
その人に、カウンセリングを届けるためには、どんなアプローチが有効なのか。
どんな方法なら、無理なく10年続けられるのか。
それは、人それぞれに違うわけです。
講座の中で、「こうやって売りなさい」と指示されるようなことは、まったくありません。
だから、そうした方法論だけを学びたい人には、「お弟子さん制度」は向いていないかもしれません。
しかし、「あなたには、こんな素晴らしい価値や魅力、才能があるんじゃないでしょうか」というヒントは、めちゃくちゃたくさんもらえます。
根本師匠からも、仲間からも。
もちろん、それを受け取るのも、一苦労なんですけれどね笑
「売り方」は、とても大事です。
どんなに素晴らしいカウンセリングの技術があったとしても、それを必要としてる人に届かなければ、何の価値もないからです。
そして、売れることで、経済的な恩恵を受けることもできます。
その恩恵によって、カウンセラーとしての活動を続けたり、その幅を広げたり、深めたりすることもできるわけです。
「売り方」と、「在り方」。
「お弟子さん制度」では、その両輪を学んでいくことができます。
5.愛から見るカウンセリングは、一生モノの財産
当然ながら、「お弟子さん制度」のなかでは、実際のカウンセリングの技法や見方を学びます。
そのなかでも、「愛から見るカウンセリング」は、これだけで受講料のモトがとれるんじゃないかな、と個人的には感じます。
こう、言葉にすると、ごくごく簡単なんですけれどね。
でも、「愛から見るカウンセリング」には、愛も許しも手放しも、受容も感情的理解も、ビジョンもコミットメントも、ヒーリングも、ぜーんぶ入っています。
海の近くの市場で見かける、「全部のせ海鮮丼」みたいな感じですかね笑
でも、ほんとなんです。
その見方に触れられるだけでも、すごく価値があるんじゃないかな、と思います。
あまり言い過ぎるとウソくさくなるのですが、でもこの「愛から見るカウンセリング」は、一生モノの財産になりうるものだと思います。
もちろん、講座のなかですべてが理解できるわけでも、ありません。
むしろ、講座が終わってから、気づくことの方が多いかもしれません。
私自身も、そうでした。
親の小言と冷酒は後から効く…と言いますが、それと似ているようです笑
それはともかくとして、この「愛から見るカウンセリング」に魅せられて、私はカウンセリングを続けられているようにも思うのです。
6.まだ見ぬお弟子仲間のあなたさまへ
おおよそ、カウンセラー養成講座に興味がある人は、
何か大切なものをなくした喪失体験だったり、
愛が届かない絶望だったり、
自分の無力さに辟易したり、
大切な人に裏切られたりしたり、
自分にとってかけがえのないものを、ぞんざいに扱われたり…
そうしたハートブレイクを、経験しているものです。
けれども、それなのに、その痛みを越えて誰かのために「与えよう」とする、いわばヘンタイさん笑、なのかもしれません。
講座中に限らず、カウンセラーを志していると、必ず孤独になるときがあります。
「わたしのこんな痛み、誰にも癒せない」
「そんな私が、おこがましい」
けれど、そう感じるあなたにこそ、私は「お弟子さん制度」をお勧めしたいと思うのです。
その孤独の海を越えたとき、あなたは「仲間」に出逢います。
そのとき、その「仲間」と、こんな会話を交わしたりするのでしょう。
「おや、あなたも、この海を越えてこられたのですか」
「おたがい、がんばってきましたなぁ」
それは、同じ「お弟子さん」の仲間かもしれませんね。
誰かのために、人のために。
与えたい。
そんな想いを持っておられるあなたには、ぜひ根本師匠の「お弟子さん制度」をおすすめします。
3月、弥生。
水はあたかさを含み、草木は芽吹きはじめるころです。
新しいことを始めるには、とてもいい季節でもあります。
「お弟子さん制度」で学んだ、半年後。
あなたの想いが、なんらかの形になって、誰かに届くことを、願ってやみません。
そして、どこかで、同じ道を歩く「仲間」として、お会いできることを、心より楽しみにしております。
〇「お弟子さん制度」次回の第9期についての詳細は、こちらをどうぞ!
〇3月20日(水・祝)19時~オンライン説明会もあるそうです!
〇「学ぶ」という視点から見た「お弟子さん制度」について、以前に書いた記事もございます。こちらも、ご参考になりましたら幸いです。