大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

乙女の祈りに。

母も、同じところで、いつも止まっていたように思い出す。ぼんやりとした夜に、よくピアノを弾いていた。

気雪散じて、水と為る。

気雪散じて、水と為る。いつか、また水に還るように。時に雨水、春に向かう道すがら。

感情とは、自分一人で処理するためだけのものなのだろうか。

感情が、深いところから染み出してきたものだとするなら。人と人とのつながりを、感じさせるためのものなのかもしれない。感情は、やはり伝えるためにあるのだろうと、私は思う。

寒の戻りと、青空と。 ~愛知県一宮市「真清田神社」参拝記

愛知県一宮市「真清田神社」を訪れた。この日は風も強く、冬に戻ったかのような、冷たい雨が滴っていた。

雨の匂いと記憶について。

嗅覚は、どこか記憶を呼び起こす。嗅覚と記憶を司る期間は、近い場所にあるのだろうか。

黄色、早春の色。

変化を愛でるのは、生きていることの喜びともいえる。春は、もうすぐそこまで。

【ご案内】京都記念とテイエムオペラ―に寄せて、ウマフリさんに寄稿させていただきました。

いまから21年前、ミレニアムの京都記念に想いを寄せ、ウマフリさんに寄稿させていただきました。