「怖れ」とは、過去の傷ついた経験から、未来を予測する心の防衛本能です。それはまた、自分自身の内面にある攻撃性を、周りに映し出したものでもあります。そんな「怖れ」の心理について、お伝えします。
振り返ってみたときに、何を与えてきたかが残ります。そしてそれは、周りの人に与えてきたものと同じように、自分自身に与えてきたものも含まれます。大切な人に与えるのと同じように、自分にも与え続けることが大切なようです。
カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。「逃げたい、もうあの辛苦を味わいたくない、弱くなった私はどうしたらいい?ととことん吐き出す私を受け止めていただきました」
「犠牲」とは、誰かのためという皮をかぶって、自分が幸せではない行動を取る心理であり、その底には「自分には価値がない」という想いがあります。それはしんどいのですが、一方でそれは、自分が前に出なくてもいい、というメリットがあるからのようです。
「青い鳥」の童話にある通り、私たちはどこか別の場所に幸せを探してしまします。よく言われるように、幸せとは見つけるものでも、与えられるものでもなく、自分自身が感じるものです。
「無価値感」とは、自分には愛される価値などない、という感情のことです。それは私たちの根源的な怖れでもあるのですが、ここから抜け出すのは、やはり自分をそのままに受け入れることが重要です。かの名曲と絡めて、それをお伝えします。
これまでお越し頂いたカウンセリング・モニターさまが100名様を超えました。これまでのご厚情に、深く感謝申しあげます。