「癒し」とは、ものごとの見方がポジティブに変わることを指します。そこに至るためのプロセスを、「許し」と呼びます。
カウンセリングでの中核的なテーマに、「許し」があります。それは誰かに教えられるものでも、頭で理解してするものでもなく、自分自身で肚落ちして気づいていくものです。
感情と同じように、「弱音」もまた、溜め込むほどに膨らんでしまいます。それを安全に吐き出せる場所は、誰にとっても必要なものです。
「許し」のプロセスの一部である「感情的理解」。その理解ができると、ものごとの見方をポジティブに変えていくことができます。パートナーとの別れを例にして、そのプロセスを見ていきます。
その相手やできごとを、感情面から理解していこうとするプロセスについて、お伝えします。それによる恩恵は、誰よりも自分自身に与えられるものだったりします。
「加害者」でも「被害者」でもない、「無害者」の立場。その立場に立つためには、自分が我慢することではなくて、その逆に自分の心に余裕を持たせることが必要です。
桜が咲かないとか、咲いたとか。そんなことを言っているうちに、もう卯月の声を聞くころになりました。そんな卯月のはじめ、熱田神宮を参拝することができました。