いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。
お陰さまで日々多くのお客さまにご訪問頂いておりますが、なんと昨日は初めてお客さまをお迎えいたしました。
ええ、このWeb上ではなく、実際にお会いさせて頂いたのです。
私と全く面識のないにもかかわらず、このブログに惹かれて、なんと遠くは関東からお連れさまとお越し頂きまして、少しの時間ですがお話しさせて頂くことができました。
ありがたい限りです。
まだまだ「受け取ること」を絶賛練習中の店主ですが、昨日は遠慮なくご厚意を受け取らせて頂くことができました。
昨年の8月にこのブログをオープンさせて半年と少し経ちましたが、今まで書いてきてよかったと思いました。
そして「与える」ことは、すなわち「受け取る」こと、ということを実感しております。
私の文章に何か心に引っ掛かるものがある方は、私と何らかの形で同じような経験をされている方が多いのかもしれません。
オープンした当初は、書くことで自分が嫌われたり、あるいは誰かを傷つけてしまったらどうしようか、といった怖れが強くありました。
それは日々書くことで少しずつ薄まってはきましたが、今でもまだあります。
けれど、昨日初めて純粋にこのブログの言葉だけを読んできたというお客さまにお会いさせて頂いて、これまで書いてきてよかったと改めて思いました。
傷付くことや嫌われることを怖れて自分を隠すよりも、自分を表現して与える方がいい。
その表現が気に入らない人は寄ってこないだろうし、逆にその表現したことに共感を得られたり救われたり勇気づけられる人が、世界には必ず、いる。
それは誰にとっても同じだと思うのです。
あなたにはあなたしか表現できない世界が、ある。
そしてそれを求めている人が、世の中には必ず、いる。
その人のためにと思えば、表現することの恐れも遠慮も、ひょいっと飛び越えられる。
そんなことを思った、初めての来店記念日でした。
今日もお越し頂きまして、ありがとうございました。
どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。