好きなことを書くのは、ある意味で勇気が要る。
そこには恥ずかしさだったり、もし批判されたらどうしようという怖れだったり、自分なんかが・・・というような自己否定が入るから。
その怖れを越えて、私の大好きな曲に寄せて書いてみようと思う。
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人は18歳前後に聴いていた曲を一生聴き続けるという話があるが、その通りだと思う。
中学生のとき、初めて買ったCDがチャゲアスのアルバムだったように覚えている。
初めて聴きに行ったコンサートもASKAさんのソロライブだった。
そんなこんなで、チャゲアスが好きなのだが、その中でも「PRIDE」は唯一無二の名曲だと思う。
CDに収録されているバージョンもいいが、やはりこの曲はライブ音源がいい。
静かなピアノのオープニングから、印象的なドラムの音。
ゆっくりと歌い上げるASKAさんの透明感のある歌声。
カラオケで歌うのも大好きなこの曲だが、簡単なようでとんでもなく歌唱力が要求される曲である。
ときに「折れた身体」になるたび、この「PRIDE」の歌詞に涙してきた。
それは、きっとこれからも変わらないのだろう。
こうしてあらためて書いてみると、影のある歌詞が目立つ。
やはり私はそっち側に惹かれるのかなと思いながら、今日も車でこの曲を聴こうと思った。