好きなこと、やりたいこと。
それを、ただ、やること。
カッターナイフで、鉛筆の芯を少しずつ削り続けるように。
大雪原に付けられた獣の足跡を、一歩ずつ追跡するように。
太陽と月を目印に、水平線に向かって漕ぎ続けるように。
ただただ、続けること。
ただただ、無心になること。
次第にそれは尖り、熱を帯びていく。
その熱こそが、人の生きるエネルギーであり、命の織りなす紅蓮の炎だ。
その燃え盛る炎にこそ、人は惹き付けられるんだ。
ブランディングは、メソッドじゃない。
己が生き方、在り方だ。
SNS全盛のこの時代、自分でない誰かの情報は否が応でも入ってくるかもしれない。
それでも、気にするな。
結果を思い煩い、動けなくなってしまうこともあるかもしれない。
それでも、気にするな。
手を、止めるな。
足を、止めるな。
いいじゃないか、非効率で。
いいじゃないか、間違っていて。
いいじゃないか、失敗して。
その凸凹で曲がりくねった道程にこそ、人は惹き付けられるんだ。
手を、止めるな。
足を、止めるな。
熱を、失うな。
現実でない未来を、怖れるな。
夢中になれ。
無心になれ。
馬鹿でいろ。
そのピュアな情熱にこそ、人は惹き付けられるんだ。
日が沈むのも気づかずに、走り回ったあの頃のように。
もっと、熱を。
もっと、光を。