大嵜直人のブログ

たいせつな何かをなくした心に、ともしびを。

幼いころの夢を叶えること、叶え続けること。

幼いころの夢を、叶えること。

それは、かくも心を豊かにしてくれるものだと感じる。

 

どんなくだらないことで、どんな些細なことでも、大人になったいまの自分ができることをしてあげるのは、こころが満たされる。

そしてそれは、次々と循環していく。

 

童心を思い出すこと。

そして、そのバカげたことを否定しないでおくこと。

 

それは、とても難しいことではあるのだが。

 

 

ということで、息子よりも私の方がお熱になっているプロ野球チップスのカード集めである。

 

私に比べてまったく収集癖のない息子は、「こんなに集めてどうするんだ?」と聞いてくるが、そんなことは私も分からん。

そこに山があるから登るように、集めること自体に意味があるのだ。

 

いかにも子どもに頼まれたんで…という体をして、チップスを買いに行き。

最近は置いてあるスーパーが限られているので、店員さんに「この人、いつも買ってるな…」と覚えられていないか心配になり。

開封前にキラキラカードが出るように祈り。

残念なことにダブりのカードが出て食べるポテトチップスは、涙の塩味がしながら。

時に好きな選手のカードを引き当てて、天にも昇る心地がしたり。

 

幼いころ、ビックリマンチョコガンダムファイナルファンタジーのカードで、同じようなことをしていたな、と思い出しつつ。

三つ子の魂、なんとやら、である。

 

最近は、自宅の近くの激安駄菓子屋が置いていることを発見し、そこに通っている。

ジュースが20円前後など、どうやって利益を出しているのか謎の価格設定の店ではあるのだが、どうも本業は卸売りの方らしい。

 

ある日、倉庫に隣した店舗に、いつものように入ると、とある張り紙が目に入る。

 

「ケース売りします」

 

ケース売り…だって…?

見てはいけない文字だった。

 

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その結果が、これである。

 

帰り路、息子と娘に「こんなに買って、どうするの?」と、至極当たり前のツッコミを受ける。

 

そんなことは、私も分からない。

とりあえず、そこにチップスがあるから、買うだけなのだ。

そこに、意味はない。

 

いいのだ、こころが喜ぶのなら

 

さいころ、不思議と心惹かれたもの、熱中したもの、好きだったもの。

そんなものが、誰にでもあるのかもしれない。

 

学校までの通学路の石けり。

星占い。

押し花やポプリ。

空想の世界。

カード集め。

昆虫のフォルム。

マンガを描くこと。

シロツメクサの花冠。

 

そこに、意味も価値も高尚さも、何もいらないのだろう。

 

ただ、それをしたかった。

 

その想いを、大人になった自分が、それを大切にしてあげること。

ときにそれを、叶えてあげること。

叶え続けてあげること。

 

それは、心を豊かにし、自分を愛でることの一つの方法かもしれない。

 

 

そんなことを思っていると、郵便受けにカルビーさんからお手紙が届いていた。

 

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先日引き当てたラッキーカードの、当選したカードだった。

赤サイン入りのキラキラが、まぶしすぎる。

 

ワクワクは循環するものだと思いながら。

 

今日もまた私は、段ボールからチップスを取り出しては、開封の儀を執り行うのだ。

 

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