大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

天地万物に生命が満ちるころは、自分をいたわる時期でもあり。

朝の日差しが、また変わった気がします。

これまでの「力強さを増す」というよりは、少し「うだるような」という気配がするような、そんな日差しになりました。

時に、「小満」。

「あらゆる生命が天地に満ち始める」とされる時候です。

七十二侯では、蚕や紅花、そして麦秋の時期だと教えてくれます。

どんどん気温も上がっていくのがこの時期で、ここのところ、私の住んでいる名古屋では30度を超えております。

そろそろ、エアコンの準備をしないといけない頃でしょうか。

それにしても、気温が30度を超えると、夏らしさを感じるようです。

冬の間は、あれほど恋しかったお日さまの光ですが、いまは日陰の方が心地よかったりします。

いや、人の心というのは、勝手なものです笑

気温が上がっていくというのは、私たちの身体への負荷が大きいようにも感じます。

同じ気温でも、徐々に気温が下がっていく秋と違って、高くなっていく気温に身体が慣れるのに、私たちが思っている以上のエネルギーを使うようです。

そういえば、沖縄地方はもう梅雨入りしたようですが、これから梅雨の時期にも入りますし、なおさらですよね。

気候がいいから、何かと動きたくもなりますが、自分の身体のことを、なおざりにしてしまいがちな時期でもあるのかもしれません。

この時期というか、いつも同じことを書いているような気もしますが笑

 

それでも、この天地に生命が満ちるこの「小満」の時期だからこそ。

自分をいたわる時期にしてみては、いかがでしょうか。

といっても、そんなに大それたことでなくても、大丈夫です。

30分だけでも、早めに布団に入って寝るようにする。

ゆっくりと、お風呂に浸かる。できれば、お気に入りの入浴剤などを入れたりして。

胃腸にやさしいものを、選んで口にしてみる。

食べ過ぎないようにする。

無理のない範囲で、少し身体を動かしてみたり、ストレッチをしてみる。

紅茶、コーヒーなど、好きな飲み物をゆっくりと淹れてみる。

眠る前に「一日よくがんばったね」など、自分をいたわる声がけをしてみる。

好きなことをする時間を、自分に与えてあげる。

ほんの、小さなことでいいんです。

「自分をいたわる」。

そこに意識が向くと、いろいろと変わってくるものがあると思います。

梅雨、そして暑い夏がやってくる、この時期だからこそ。

自分をいたわることを、意識したいものです。

今日のあなたができる、「自分をいたわること」は、なんでしょうか。

どんな小さなことでも、大丈夫です。

今日は、そんな自分をいたわる日にしてみては、いかがでしょう。

天地万物に生命が満ちるころは、自分をいたわる時期でもあるようです。