思春期のころ、自分の身体の中で最も忌み嫌った部分が、今になってしまえば、愛の象徴にも思える。 そう思うと、人生のおけるいい/悪いなどは、ほんとうに分からないものだ。
過去と記憶は、どこかの重ね絵のように。 いまとともにあるように思える。 もしそうだとするなら、何も失ってもいないし、どこへも行ってもいない。 このいま目の前に、すべてがともにある。
愛知県一宮市「尾張猿田彦神社」に参拝し、祓詞を詠んできました。
雨の日は、どこか懐かしい。 澱のように積もった何かを、雨音が流してくれるからだろうか。
2021年ヴィクトリアマイル、グランアレグリア。残り200mから見せた独走、 歴史的名馬たちを重ねたくなる脚だった。控えなさい。そんな言葉が聴こえてきそうな末脚。
先日、ひとりでに芽を出し、咲いていた不思議な花の正体が分かりました。「紫蘭(シラン)」のようでした。
小さな白い花。スノーデイジー。 ノースポールとも呼ぶらしい。 どこかお雛様の三人官女のようなその姿を、しばし眺めていた。