大嵜直人のブログ

たいせつな何かをなくした心に、ともしびを。

小寒、春を待つ。

時候は小寒、寒の入り。

ここから大寒、そして立春に至るまでが、一年で最も寒さの厳しい時期である。

 

ここ数年来、暖冬が続いていたが、今年は厳しい寒さの冬になるそうだ。

年末に続いて、また今週末には寒波が訪れるとも聞く。

 

暖かい春が待ち遠しくなる季節である。

 

寒さが厳しければ厳しいほど、ほんのわずかな春の気配を見つけると、嬉しくなる。

 

芽吹くのを待つ小枝の先の芽、

風の中にあるほんのわずかな春の気配、

少しずつ早くなる夜明けの時間、

あるいは、見上げるとはっとするような陽の色。

 

そんなちいさな違いを探すのは、季節を愛でる楽しみだ。

 

「空腹が最高のスパイス」と言われるように、ものごとは落差、あるいはギャップこそが、生きていることを実感する証。

 

ごちそうと聞くと、どこか目の前に並べられた豪華な料理だけを思い浮かべてしまうが、そこに至るまでの道のりも含めてのものなのだろう。

 

そう考えると、人のよろこびとは、どの瞬間においても、見出せるのかもしれない。

 

春がよろこびなのであれば、それを待つ小寒もまた、よろこびの一部だ。

 

この季節特有の、やわらかな陽の光を眺めていると、そう感じる。

 

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冬の陽の色、高く上がった凧とともに。

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