大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー見習い。

陽の光ばかり、撮っている。

スマートフォンの写真フォルダは、その人の頭の中を反映しているといわれる。

 

料理が好きな人は、美味しそうな写真で、

子どもが好きな人は、子どもの写真で、

推しのアイドルがいる人は、その写真で、

ガーデニングが趣味の人は、丹精込めた庭の写真で、

年じゅう旅行をしている人は、旅先での写真で、

フォルダが埋まっていくものだ。

 

人は、自らの認識のフィルターを通して、世界を観る。

そのフィルターのふるいにかけられたものだけを、観ているとも言える。

 

スマートフォンというレンズを通して見る世界も、同じなのだろう。

 

 

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私はといえば。

どうも最近、空と陽の光の写真ばかり、撮っているようだ。

 

ただ見慣れた場所から見上げた空でも、太陽の光の当たり方、見え方によって、まったく違う世界のように見えるから、面白い。

 

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この時期の空の色は、透き通った中にも、深みのある青さが、唯一無二だ。

 

青藍。

天色。

瑠璃色。

群青色。

インディゴブルー。

アジュライト。

シーブルー。

 

その色を、何という名で表現しようか。

 

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時に、「水泉動、しみずあたたかをふくむ」。

泉の氷が解け出し、水が少しずつ動き出すころ。

 

大寒に向かう、一年で最も寒さの厳しい季節でありながら、すでに水は春に向けて動き出している。

 

ここのところの寒さを想うと、とても不思議に感じるが、何でも気付いたときには、もうヤマは越えているものだ。

 

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なぜだか分からないが、私は大きくなるまでずっと「1年の中で12月が一番寒い」と思い込んでいた。

 

冬というと、冬休み、クリスマスがある12月のイメージがあったからかもしれない。

 

この1月中旬~下旬の大寒のあたりが一番寒いと知ったとき、なんだか寂しい感じがしたのを覚えている。

ずっと大切に取っていた、駄菓子の当たりくじが、実は当たりではなかったと知ってしまったような。

 

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それでも、その小さな私の勘違いは、あながち間違っているとも言い切れない。

 

月間の平均気温からすると、もちろん1月・2月が最も寒さが厳しいのだろうけれど。

それでも、その時期には水が動き出しているのだ。

 

日に日に陽の力が弱まり、昼間の時間が短くなる12月。

底が見えないその時期が、寒さを感じやすいとも言えるのかもしれない。

 

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それはともかくとして。


陽の光ばかり撮るのは、やはりこの寒さで陽の光の暖かさを求めてしまうのだろうか。

 

今日もまた、綺麗に晴れてくれた。

その陽の光と、青色を眺めつつ、空を見上げては、写真を撮る。

 

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