大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

「歩く」という行為の不思議さと、引き寄せについて。

今日は、何のこともない雑談を。

読み流していただければと思います笑

 

ここのところ続けている、カッコよく言えば「ウォーキング」、ありていに言えば「お散歩」について、少しつれづれを。

きっかけは、昨年6月だったでしょうか。

健康診断で、「ちょっと生活を改めましょう」的な結果が出まして笑、近所の内科で検査してもらったりしておりました。

そこで言われたのが、「1日30分歩くことをやってみましょう」ということ。

こう、凝り性でハードワーカーの私のような気質の方は分かっていただけると思うのですが、「やるならとことん」みたいに思ってしまうんですよね。

でも実際には、一日だけハードに運動するよりも、負荷の軽い運動でも少しずつでも続ける方が、よっぽど効果があるわけです。

ハードな運動ほど、続けるのに体力的・精神的・経済的に大きなコストがかかりますしね。

そんなこんなで、スマホの万歩計とにらめっこしながら、日々歩くことをはじめたのです。

 

おかげさまで、再検査では問題なしとの診断がでまして、気をよくしてそのまま続けているわけです。

今週は、雨の日が多くて、スマホの天気予報も見ながら、雨が降ってもすぐに帰れるように、自宅の周りをウロウロとしております笑

外に出て歩くことを習慣にしていると、ほんの少しの気温や風の変化を感じると、うれしくなります。

この時期だと、少しずつ春の気配が感じられたり。

あるいは、梅の花が咲き始めるのを愛でることができたり。

玄関のドアを開けて感じる空気は、一日として同じものはないようです。

 

そんなこんなですから、歩いているときにはイヤホンなどをつけないでいます。

何か音楽でも、とも思うのですが、なんだかもったいない気がするんですよね。

ぼんやりともの思いにふけることもあれば、歩くときの身体の一つ一つの部位の動きに注意してみたり。

そんなことをしていると、「歩く」という行為が実に不思議に思えてきたりします。

なぜ、私たちの祖先は、二本の足で歩くことを選んだのでしょうね。

ただ、歩くことは、もう人間にとって、とても根源的な行為のような気がします。

歩いていると、自然と呼吸が深くなるのもまた、いいですよね。

 

そうこうしていると、不思議と「歩くことが好きな人」に出会うものです。

先日も、ウォーキング大好きな方に出会いました。

その方は、もう6年以上も、毎朝1時間半歩いているそうで、お散歩談話に花が咲きました。

ただ、「好き」というよりも「ガチ勢」と表現した方がよさそうで、その方の一日の最高歩数が7万歩(!)だそうでした。

距離にして40キロ以上、時間にして12時間くらい歩いていたそうです。

江戸時代の旅行者みたいですよね…と、笑っていました。

さすがに、12時間歩いた次の日は、使い物にならなかったそうですが…笑

それはさておき、類は友を呼ぶではないですが、好きなことをしていると、同じ波長の人が引き寄せられるようです。

やはり、好きなことをすることは、大切なようです。

 

さて、近所の梅の花は、そろそろ満開でしょうか。

大好きな木蓮は、そろそろ開化のころでしょうか。

それを楽しみに、歩くことを楽しんでいきたいと思います。