大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

心地よさと蒸し暑さが同居する、水無月の熱田さん。

まだ新緑の名残が残る、6月のはじめ。

いつもの熱田神宮を参拝することができました。

この日は今年の例祭の前日だったようで、神宮のまわりには、たくさんの屋台が準備されていました。

かき氷に、たこ焼き、ベビーカステラ…幼いころに訪れた、故郷の夏祭りを思い出します。

お祭りは、いいですよね。

たくさんの人が例祭に訪れるのを、熱田の神さまも喜んでいるのでしょうか。

 

いつもの南門の駐車場は閉鎖されていたので、東側の駐車場に車を停めます。

車を降りると、一陣の心地よい風が。

まだ風薫る5月の名残があるようで、その心地よさがうれしく感じます。

しかし、参道に向かって少し歩いていくと、むわっとした湿気が。

季節が移り変わっているのが、感じられます。

南門の前には、お祭りの準備がされていました。

お祭りは明日とのことで、たくさんの人が訪れるのでしょうか。

参道にも、お祭りの準備でたくさんの屋台が。

いちごあめ、カステラ…最近は、冷やしパインなんてのもあるようですね。

陽が落ちてくると、雰囲気が出てくるのでしょう。

故郷の夏祭り。

人ごみの中をかき分けて歩きながら。

どの屋台で買おうか、思案しながら歩いたことを思い出します。

かき氷と…あとはサメ釣りもしたいし…

そんな幼い日の記憶を、思い起こさせてくれるようです。

上知我麻神社は、いつも通りの風景が。

それにしても、空の色が夏の色に変わっているようです。

深みを増して、それでいて、どこか寂しさというか、悲しさを帯びたような。

私の好きな、夏の色。

今年もまた、夏がやってくるようです。

路傍の白い花。

蒸し暑さに、汗ばんできた私を、和ませてくれるようです。

白というのは、不思議な色です。

冬の色でもあり、それでいて、夏の色でもあり。

境内の大楠。

陽射しが力強く。

今月の下旬には、夏至がやってきます。

そう考えると、昼間の時間も長く、お日さまの力も一番力強い時期なのかもしれません。

大楠から覗く、その力強い陽射しを拝みながら。

今日参拝できたことに、感謝と祈りを。