大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

「道ゆく人に祝福を贈る」という習慣。

「道ゆく人に祝福を贈る」という習慣のご紹介です。

その祝福はめぐりめぐって、自分自身に還ってくるものです。

1.道ゆく人に祝福を贈る

今日は、いつもと少し変えて、方法論的なお話を。

簡単で、しかもリターンがとても大きい習慣のご紹介です。

「道ゆく人に、祝福を贈る」

これを習慣にしてみては、いかがでしょうかというお話です。

祝福を贈る、というと難しく聞こえますが、要は「今日のその人の幸せを祈る」といった感じでしょうか。

道端ですれ違う人。

立ち寄ったお店で接客してもらった人。

電車で向かいに座った人。

そんな距離感の人に、祝福を贈る。

「お仕事がんばってください」

「幸せな一日でありますよう」

「あなたの今日に、祝福を」

これが、結構効くんですよね。

何が、というわけではないのですが、いい感じに心に穏やかさが訪れます。

2.引きこもるか、攻撃するか

それができないとき。

そりゃあ、ありますよね。にんげんですもの笑

しかし、そんなとき、私たちの心は何らかの痛みを抱えています。

参考になるのが、「罪悪感」があるときの、私たちの二つの反応です。

引きこもるか、攻撃するか。

「罪悪感」を抱いていると、人は他人に対して、そのいずれかの反応を示すものです。

道ゆく人を見かけたとき。

その人を無視しているか、その人に対して攻撃的になるか。

「…(どうでもいいや)」みたいな反応か、

「なんだ、この人、変な格好して。頭おかしいんじゃないか」のような反応か。

そのいずれかのような反応を示すなら、私たちの心は、何らかの「罪悪感」を感じているのかもしれません。

そうしたときに、「じゃあ、その罪悪感を癒すには…」という方向性もあるのですが、今日の習慣はその逆で、行動から変えていくというものです。

ニワトリが先か、卵が先か、みたいな話ですね笑

もちろん、最初からすべて変えることは、難しいと思います。

「あ、つい攻撃的になっちゃった」

と気付いたときに、

「ごめんごめん、良い一日になりますように」

と思い直せばいいんです。

そう考えると、できないこともないと思いません?

いや、この聞き方すると、「思いません」って言いづらいですよね笑

3.あなたはわたし、わたしはあなた

すべては自分。

心の世界では、そういわれます。

自分の内面を癒し、自分を愛するほどに、それを外の世界に投影します。

自分を愛することができれば、周りの人を愛することができる。

それは、真実です。

でも、その逆もまた、真実なんですよね。

パートナーシップでは、それが実感できることがあります。

パートナーから深く愛されることで、自分自身を愛することができるようになる。

鏡に映るものに、表も裏も、ないのかもしれません。

道ゆく人に贈った祝福は、自分への祝福でもあります。

その祝福は、いつか自分のもとへと還ってくるのでしょう。

あなたはわたし。

わたしはあなた

なのですから。

道ゆく人に祝福を贈る。

ぜひ、試してみてくださいね。

今日は、道ゆく人に祝福を贈る習慣、というテーマでお伝えしました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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