大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

締め切りの持つ魔力について。

また、私の大好きな締め切りが迫ってきました。

ご依頼いただいた文章を、週末までに納品しないといけないのですが、そのためにウンウンと唸りながら、パソコンの白い画面に向き合っております笑

前回、2月にご依頼をいただいた文章のときは、コワーキングスペースで書いてみたり、いろいろしましたが、今回はタイトな日程につき、もう四の五の言わずに書くしかない、という感じです。

このあたり、自分でもほんとにゲンキンだなぁ、と感じます。

余裕があると、作業環境が…とか、書くときの気分が…とか、なんかいろいろこねくり回すのですが、切羽詰まるとそんなこと関係なくなるというか。

結局のところ、締め切りとは、なにかをつくるとき、なにかを形にするときには万能の魔法のように感じます。

まあ、締め切りがあるというのは、心理的にプレッシャーで、イヤなものですけれどね。

 

いつも、ため息まじりに「もっと時間があったらなぁ…」と思うのです。

けれども、自分の好きなように時間が取れて、なにかをできるシチュエーションというのは、幻想のようです。

どんな仕事にしても、クリエイティブにしても、自分一人だけで何かできる、ということはありません。

それは、どんな小さな仕事であっても、そうなのでしょう。

そして、もし仮に、好きなように自分で締め切りを決められる状況になったとしても、少なくとも私は何もできないような気がします。

「やっぱり、ここまで…」みたいに、締め切りを引き延ばして引き延ばしてしまいそうです。

えぇ、意志の弱い人間ですので笑

どうなんでしょう、世の中には、そんな状況でも自分を律して、なにかをつくりあげることができる人は、いらっしゃるのでしょうか。

なかには、そのような強い意志を持った方が、いらっしゃるかもしれません。

 

けれども、やはり締め切りがあることで、事が前に進む、ということは多いと思います。

それは、制限があるがゆえに、その中で楽しめるということに近い気もします。

スポーツのルールも、同じようなものかもしれませんね。

「ボールを手で運んではいけない」というルールがあるからこそ、その中でいろんな創意工夫がうまれる。

あるいは、生きるということもまた、似たような側面があるのかもしれません。

肉体的なものもそうですし、いろんな制限があります。

永遠に生きることは、できないですしね。

けれども、有限のなかだからこそ、できることがあるから、私たちは三次元のこの身体を選んだようにも思うのです。

…とまあ、締め切りの話から、ずいぶんと飛躍してしまった気もしますが。

とりあえず、なんとか締め切りまでに形にできるよう、頑張ります!