以前、こちらの記事で2年間続いたランニングをやめてしまった経緯をお話をしました。
私が2年ほど続いたランニングをやめてしまった理由 ~自己否定からする行動は、長続きしない - 大嵜 直人のブログ
それが、陰極まりて陽と為す、ではないですが、先週からまた走り始めました。
まだまだ残暑も厳しいですが、先週は何とか週5回出走することができました。
だいたい5~6kmくらいの距離を、ゆっくーりと40分くらいかけて。
久しぶりの再開になりますので、気をつけたことが二つ。
一つは、ゆっくり、ゆっーくりと走り始めること。
人は筋組織よりも心肺機能の方が早く順応するらしく、気づくと筋肉や関節に無理がかかってしまうそうなのです。
おしゃべりしながら走るくらいのペースくらいを心がけて、ゆっくり、ゆっくりとスタートします。
そこから、少しずつ、少しずつスピードを上げていきます。
そしてもう一つは、走った後に足をアイシングすること。
以前は走った後に特に何もケアしていなかったのですが、ふと見たランニングの記事の中で必ずアイシングをすることを推奨されていましたので、やってみました。
いろんな方法があるようなのですが、一番手っ取り早い「風呂場で冷水シャワーを足に当てる」方法でアイシングをしています。
太もも、膝、ふくらはぎ、足首にそれぞれ1分ほど冷水のシャワーを当てるだけ。
これをするだけで、全然翌日の足の疲れが違うのです。
以前、走り過ぎて右足のくるぶしを疲労骨折してしまったことがありましたが、アイシングをしていたら防げたのかな、と思うくらい、翌日の疲労度が違います。
この季節は気持ちいいのですが、冬場のクソ寒い中、冷水シャワーができるのか・・・
それは、やってみないと分かりませんね。
ここのところ、少し考えすぎてしまったり、気分が落ちる時間や閉塞感を感じることがありました。
それもあって走ることを再開したのですが、やはり走っているときの無心になれる感覚と、走り終わった後の達成感は気持ちがいいものです。
そして、走り始めると頭もスッキリして体調がいい日が続くようです。
心と身体はつながっている。
そんな当たり前のことを実感しています。
私にとって、ランニングをしていると、周りから切り離されるのがいいのかもしれません。
ともすると自分の周りの人の目を気にし過ぎて、反応をうかがい過ぎてしまうことがあります。
周りと自分を比べてしまうことも、もちろんあります。
そうしたところから、「私」というものに戻る時間なのかもしれません。
以前は、自己否定から自分を変えたくて走っていました。
自分を早く変えようとしたり、誰かに認められたくて自分を変えようとしているうちは、なかなか変われないのかもしれません。
犠牲や我慢、無理はなかなか苦しく、先が続きません。
無理せず、少しずつ、変わることを楽しんでいると、ふと気づいたときには何かが大きく変わっているのかもしれません。
そんなことを思いながら、今日も走ることにします。