大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

梅雨の合間に、文月の熱田さんをめぐりて。

梅雨の季節ですね。

私の住んでいる名古屋でも、実に梅雨らしい空模様が続いております。

うだるような高い湿気に、「あぁ、そういえば、この時期はこうだったな…」と、感慨深くもあります笑

そんな文月、7月のはじめに、熱田神宮を参拝することができました。

いつもの南駐車場から、大鳥居を見上げて。

この日は、明け方まで雨が降っていたようですが、参拝の時間には上がっていました。

梅雨の合間に参拝できて、ありがたいことです。

一応、傘も持っていきましたが、必要ありませんでした。

それにしても、車を降りると、むわっとするような湿気が。

これが名古屋の夏だよな…と、妙になつかしさを感じてみたりします。

なんでしょうね、気温が高いのはまだいいんですが、これに湿気が加わると、一気に不快指数が高まるというか、なんというか…なんでしょうね笑

食品は足が早くなるし、カビとかも発生しやすくなるし、いろいろ衛生面でも、気を付けないといけない時期です。

「夏越しの祓」が、この時期にあるのも、なんだかわかる気がします。

「祓い」が必要なんでしょうね、この時期には。

静かな、落ち着いた参道。

一時期、海外からの参拝客が増えたようにも感じましたが、この日は静かな境内でした。

それにしても、歩いているだけで、汗が噴き出てきます。

すでにシャワーを浴びて、冷たいものを飲みたい欲にかられる、下世話な私です笑

それはともかくとして、雨上がりの境内というのは、いつもと違う景色が見られるものです。

鳥居の榊にも、いくつもの水滴が。

雨のあとの風景というのは、美しいものです。

弘法大使お手植えの、大楠。

樹齢千年を超える大木とのことですが、実に力強さを感じさせます。

また、この湿気が、どこか神性を感じさせるようでした。

先ほどは「不快指数が高い」と言っておきながら、実に勝手なものです笑

本殿に、参拝を。

落ち着いた時間が、流れていました。

このあと、「こころの小径」を参拝して、しっかりと汗をかいてきました。

実に梅雨の時期らしい景色を見ることができた、文月の熱田さん。

季節の流れを感じるだけの、こうした時間というのは、実に豊かな時間のように感じます。

また、参拝に訪れたいと思います。