大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

夜明けのグラデーションに見惚れる、大雪の終わりごろ。

早いもので、12月も後半に入りましたね。

いろいろと年末年始の準備をしたり、何かと気ぜわしくなるころですよね。

そして、ずいぶんと寒さが本格的になってきました。

私の住んでいる名古屋も、最低気温がマイナス1度などの予報の日がちらほらと出てきました。

さすがに0度を下回ると「寒いな」と感じるようで、朝布団から出るのが辛くなってきました笑

時候は「大雪」の終わりごろ。

七十二候では、「鱖魚群(さけのうおむらがる)」。

鮭が自分の生まれた川を、遡上する姿を見ることのできる時候とされます。

北国の冬の、風物詩ともいえる風景ですよね。

 

それにしても、日の出が遅くなりました。

朝、散歩をしようと外に出ると、まだ真っ暗なんですよね。

散歩というか、深夜徘徊のような気分になります笑

ただ、しばらく歩いていると、東の空が少しずつ明るくなっていきます。

そのグラデーションが、美しいんですよね。

この時期だけの…と書こうと思いましたが、別にこの時期じゃなくても、夜明けは見られますね笑

ただ、一年の中で最も、「そこまで早起きをしなくても、夜明けが見られる」時期ではあります。

その東の空の色が変わっていくのを見ていると、気づくと辺りも明るくなって夜が明けているんですよね。

これがなんだか、実にシームレスというか、区切りがないんです。

「あれ、さっきまで真っ暗だったよな??」と、日々感じるのです。

何かが切り替わるときって、そうなのかもしれまないですね。

区切りがあるというよりも、気づいたら変わっている。

人の変化もまた、そうなのかもしれません。

 

それはともかくとして。

夜明けって、すごいなぁと感じるのです。

その東の空の色の変化といい、すごい奇跡だなぁ、と。

それが、毎日起こっているのもまた、すごいことです。

当たり前なんですけれども、当たり前じゃないことに気づくといいますか。

なんだか、そんなことを想う、この冬でした。

寒い日が続きますし、何かと気ぜわしいころです。

そんなときこそ、温かくしてホッと一息つけるお時間を。

どうぞ、ご自愛くださいませ。