大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

椿ほほ笑む、如月の熱田さん。

如月のはじめ。

いつものように、熱田神宮に参拝を。

明日は節分、そして明後日には立春と、季節の変わり目の時期。

だからというわけではないのでしょうけれども、今日ははっきりと寒さが緩んだ朝でした。

昨日まで凍っていた車のフロントガラスも、今日は何ともなく。

朝の冷え込みもまた、ぼんやりとしたものでした。

「春霞」という言葉があるように、どこかぼんやりしたのが、春ともいえます。

凛とした厳しい寒さの冬から、ゆるやかな輪郭の春へ。

移り変わりの季節のようです。

正門から望む、静かな境内。

慌ただしい日常の喧噪を忘れる時間です。

ざっ、ざっ、と玉砂利を踏む音が、心地よく。

上知我麻神社の前の太郎庵椿が、一つ咲いていました。

また、今年もこの椿の花を拝むことができました。

どこか、微笑んでいるような。

そんな感じを受けました。

薄い桃色もまた、春の訪れを予感させるようです。

見上げれば、一筋の飛行機雲。

まっすぐに、歩きなさい。

そんなことを、教えられているような。

その空を見上げながら、参道を歩き、手を合わせてきました。

なんでもない時間。

けれども、何ものにも代え難い時間。

そんな時間が、そこにありました。

今日ここに来れた御礼と、そしてこれからのことを想いながら。

いよいよ、春がやってくるようです。