大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

きななソフトの味。懐かしい、優しい味だった。

会いたい人に、会いに行く。

それは最も自分にエネルギーを与えてくれる行動の一つだと、最近つとに感じる。

ちょっと気になった人、

ふっと顔が思い浮かんだ、以前にお世話になった人、

ぜひ話を聞いてみたい人、

ふと声が聞きたくなった人…

大好きなあのアイドルに会いにコンサートに行くように、「ふと」思い浮かんだ人に会いに行こう。

どんな小さな「ふと」でもいい。

その「ふと」を大事にして、それが実現できたとき、すごく満たされるから。

そして、そんなふうに会いたい人に会っていると、勝手に人生は豊かになっていく。

どうも私は5月の新緑の季節になると、人恋しくなって、人に会いに行くような気がする。

心地よい風薫る5月も終わりに近づき、気温も高くなってきた先日、そんな「ふと」を大切に、会いたい人に会いに行った。

先日の熊野古道をめぐる旅でもそうだったが、旅はそれ自体が「時間」「お金」「労力」すべてをかける最強の自己投資だと思う。

だとするなら、「会いたい人に会いに行く」ということは、それ自体が一つの「旅」なのだ。

むしろ相手の都合を考える分だけ、ハードルが高い(=価値の高い)旅だとも言える。

久しぶりにお会いした祇園きななの大将は、目尻の下がった優しい眼をされていた。

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きななパフェを片手に、 スーツでイートインスペースを探すあやしい輩になりながら、我慢できずに一口頬張った。

大将のソフトの味がした。

きななソフトの味。

懐かしい、優しい味だった。 

美味しかった。

会おうと思えば、会えるものだ。

「ふと」気になったこと、「ふと」気になった人、そんな「ふと」を大切にしようと思った。

kappou-oosaki.hatenablog.jp