ダービーが終わると、強烈な寂寥感に襲われる。
夏祭りの翌日、そのお祭りが行われた公園を歩くような、寂しさ。
昨晩の賑やかさと熱気は、どこへ行ってしまったのだろうか、と。
寂しがり屋の私は、いつも人一番、この「ダービーロス」とでもいうべき寂寥感を抱える。
その寂寥感を癒すのは、次のダービー馬を探すことであり、目撃した名勝負を語り継ぐことなのだろうと思う。
と、前置きが長くなったが、ダービーに寄せて、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんに寄稿をさせて頂きました。
四半世紀も前の、三強と呼ばれた優駿たちと三人の名手たちが覇を競った、1993年のダービーに寄せて。
寂しさを癒すのは、「またね」を実現することであり、楽しかった時間を語り継ぐことなのだと思う。
そんな言葉を、これからも綴っていきたい。