大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

年末に吹く風の冷たさに、故人を想うこと。

早いもので、今年も残りあと2日になりましたね。

近所の神社でも、お正月を迎える準備が整っていました。

毎年この風景を見ると、「年末だなぁ」という感じがします。

時候は「冬至」の半ば。

七十二候では「麋角解(さわのしかつのおる)」。

ヘラジカの角が生え変わるころとされますが、なかなか日常ではヘラジカは見ないですよね笑

厳しい寒さの時期は変わらないのですが、少しずつ少しずつ、季節が移ろいゆく時期なのかもしれませんね。

 

さて、今日はお墓参りに行ってきました。

冬晴れの空の下でしたが、風が冷たくて。

コートをぎゅっとしたくなるような、そんな寒さでした。

この寒さだと、水を触るのも億劫になりますが、なんとか気合を入れて笑、お墓をごしごし磨いてきました。

一仕事を終えて、お花を飾り、ロウソクと線香に火をつけて。

しばし、手をあわせる。

この時間がまた、年末感があるんですよね。

今年一年、また無事に過ごすことができました。

ありがとうございました、とあいさつを。

帰り道、風が少し、温かさを含んだような、そんな気がしました。

今年もまた、こうしてお墓参りに来れたことを、ありがたく思うのです。

なんだかんだ言っても、年は暮れゆくようです。

今年はどんな年でしたでしょうか。

いいことも、悪いことも。

過ぎてしまえば同じ、過ぎ去ったことなのかもしれません。

寒さもまた厳しくなっていますが、どうぞご自愛くださいませ。