昨日の夜から、どうも鼻水が出ると思ったら、今朝から頭痛と腰痛も出て、風邪を引いたようだ。
昨日秋のつるべ落としを楽しみすぎて身体が冷えてしまったのか、それとも、ご依頼頂いた小説を脱稿して気が緩んだのか。
そのどちらもなのだろう。
いや、おそらく、私自身が風邪を引きたかったのだろう。
ウイルスなのか毒なのかを体外に排出するために、熱を上げ、痛みを出し、鼻水、咳、痰、くしゃみなどを出す。
それはとても辛いことかもしれないけれど、自らが選んで起こしている出来事。
痛みを訴える自分の身体と、向き合うための時間なのかもしれない。
身体に、世界に、
起きていることに、いいも悪いもなく。
ただ、いま、ここ、あるがままに。
風邪を引いたことを悟った、寝起きの瞬間のような顔。