大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

真冬の夜明け前に見上げる満月、その美しさ。

今日は、タイトルの風景が美しかったので、それを書き留めておきたいと思います。

読んでいただいても、特に何かの役に立つお話ではありません笑

 

朝のウォーキングというか、散歩を続けておりまして。

きっかけは健康診断でのイエローカードだったんですが、それが解消しても続いています。

運動というとランニングとか、しんどい思いをしないと…という思い込みがあったのですが、歩くだけでも大丈夫と聞きまして、ぼちぼち歩いています。

いまは便利で、スマートフォンに歩数計の機能があるので、その日に何歩歩いたかが、すぐにわかるんですよね。

1日9000歩をなんとかクリアできるように、歩くようにしています。

さすがに雨の日は難しいのですが、毎日同じ時間に歩いていると、空気の感じだったり、夜明けの時間だったり、そうしたものが少しずつ変わっていくのが、楽しいんですよね。

 

冬至は過ぎましたが、まだまだ日の出は遅くて。

私が家を出る時間は、まだ真っ暗なんです。

散歩というか、深夜徘徊のような気分。

それに、「朝なのに夜」という異世界にいるような、そんな感じがするんです。

これが夏だと、もうお日様がさんさんと照りつけて、「朝から暑すぎる!」という感じになるんですが、冬の夜明け前というのはいいですね。

いや、とっても寒いので、布団から出るのにも、すごいエネルギーがいるんですけれどね笑

けれど、歩いているとだんだんと身体はあったまってくるし、そのうち東の空が徐々に明るくなってくるんです。

この夜明けの色というのが、なんとも美しいんです。

乾燥している冬の空だから、なおさらでしょうか。

 

さて、そんな深夜徘徊というか、朝の散歩ですが、先日はちょうど満月の日だったようで。

黄金色のお月様が、西の空に輝いていました。

だんだんと沈みゆく、お月様。

そして東の空は、白色からオレンジ色へと、徐々にその色を変えていきます。

そのコントラストが、実に美しく。

なんというか、月というのは、何千年もこうして、人の心を惹きつけてきたんだなぁ…と、しみじみと感じ入っておりました。

けれど、もう明日にはまた欠けていってしまうんですよね。

それがまた儚く、そして美しく。

寒いなかですが、こんな美しい月が見られたことで、とても温かな気分になりました。

そんな、1月の半ばのころでした。

夜明けの空に浮かぶ月。スマホで撮ると太陽のようでした。