大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

問題を見つけたら、それを笑える自分でいられるように。

問題を見つけると、どうしても暗く、ネガティブな態度になってしまいがちです。けれども、それを笑える自分でいると、問題は問題でなくなっていくものです。

夏の訪れの前に感じる、雨のやさしさ。

時候は「夏至」の半ば。七十二侯では「菖蒲華(あやめはなさく)」のころ。その字の通り、アヤメの花が咲くころとされます。

問題を解決するよりも、そこにある才能の部分にフォーカスすること。

問題の影に才能あり、という言葉があります。問題はそれを解決したりなくしたりしようとするよりも、その才能の部分にフォーカスすることが大切なのです。

名古屋に生まれたらおでんに味噌をつけるように、心の問題もただそうせざるを得なかっただけ。

心の問題があったとして、それはただそうせざるを得なかっただけ、という視点を持ってあげることが、自分を愛することにつながります。そこにいいも悪いも、ないんです。

問題の原因がわかったとして、それを理由に自分を責めることなかれ。

自分の心の癖が見えてくると、抱えている問題の原因がわかったりします。ただ、原因がわかったとしても、それを理由に自分を責める必要はまったくないのです。

【受付終了】7月度個人カウンセリングを募集いたします。

7月度の個人カウンセリングを募集いたします。お申し込みのほどを、心よりお待ちいたしております。

それでも与えようとした自分を、否定しなくてもいい。

まずは、自分を大切にすることが、自分も相手も幸せにする原則です。けれども、もしそうできなかったとしても、そのことで自分を否定しなくてもいいんです。

自分をないがしろにしていると、何をしても相手に罪悪感を与えてしまう。

相手に与えよう、尽くそうと思っても、自分をないがしろにした状態では、うまくいきません。その状態だと、何をしても相手に罪悪感を与えてしまうからです。

乃東枯。盛りに向かうときこそ、枯れゆくものに目を向けてみる。

七十二侯では、「乃東枯(なつかれくさかるる)」になりました。冬至のころに芽を出す珍しい草である「ウツボグサ」が、枯れていく頃とされます。

夏に至る日、満ち欠けについて想う日。

今日は「夏至」ですね。なつにいたる、と書いて夏至。一年の中で最も日の出ている時間が長く、夜が短くなるころ。

相手との関係性を考える順番も、まずは「わたし」から。

相手との関係性を考えるとき、自分と相手、そしてその関係性の3つがあります。そのなかでも、まずは「わたし」のことを整えるのが、最も優先すべきことなのです。

相手を感情的に理解するために、まずは自分に対しての余裕が必要。

相手を理解するためには、まず自分が感じている判断を保留することが必要です。そのためには、自分の感じていることを素直に感じるだけの余裕を持つことが大切になるのです。

勝手な思い込みで傷つかないためには、判断をいったん保留してみること。

私たちは、自分の思い込みによる判断で、相手の言動から傷ついてしまうことがあります。そうしたことを防ぐために、判断をいったん保留するという見方をご紹介します。

相手を信頼するための「感情的理解」について。

相手を信頼するためには、その相手の言動ではなく、なぜその言動に至ったかという感情面に目を向けることが必要になります。こうした「感情的理解」について、お伝えします。

結果よりもプロセスを「信頼」する、ということ。

「信頼」するというと、どうしても結果に目を向けがちです。しかし、信頼すべきなのは結果よりもプロセスです。

梅雨の合間の青空は、ことさらに青く。

梅雨入りしたこの頃ですが、週の半ばでは晴れ間も見えました。湿気は少なく、からっと晴れた空が広がっていました。雨の日が続くと、この空の青さが恋しくなります。

「信頼」は裏切られることがない、とはどういった意味か。

「自立」を手放していくときに大切な「信頼」について、少し考えています。ここでいう「信頼」とは、裏切られることはないものです。

自分と相手を信頼してこそ、「依存」ができる。

「自立」の先にあるのは「相互依存」であり、それは「依存」の形の一つです。しかし、このステージでの「依存」は、自分と相手を信頼することが求められるのです。

「依存」はそれ自体が悪いものではなく、恩恵があるもの。

「依存」と聞くと、ネガティブなイメージを持ってしまうことがあります。しかし、「依存」にもまた恩恵があり、それは私たちが「自立」を手放すときに非常に大切な要素となるのです。

【ご案内】根本裕幸師匠のお弟子10期の皆さまが、モニター募集をされておられます!

私が心理学・カウンセリングを学んだ根本裕幸師匠のお弟子のみなさまが、モニターを募集されていますので、今日はそのご案内をさせてください。

「怒り」は感情の蓋ならば、どんな感情を隠しているのだろう?

「自立」している人は、怒りっぽかったり、怒りをよく感じるものです。そして「怒り」とは感情の蓋であり、その底には抑圧してしまったネガティブな感情があるのです。

「デッドゾーン」とは、古い自分の死と新しい自分の誕生が交差するところ。

「自立」の行き着く先は、「デッドゾーン」とよばれる燃え尽き、乾いた場所です。しかしそこは同時に、新しい自分と出逢うことのできる場所でもあるのです。

芒種、どこかやさしさを残す空の色に。

6月、水無月に入りました。時候は、「芒種(ぼうしゅ)」の初めころ。「芒(のぎ)」とは、稲などの穂先にある針のような突起を指すそうで、穀物の種まきや麦の刈り入れの時期とされます。

書き続ける、ということ。

先日、このブログをお読みいただいた方から、ご感想をいただきました。3年前に書いた記事でしたが、お読みいただいた方のお心に、何がしか届くものがあったことを、うれしく思います。ありがとうございます。

「祈り」の効用。

「自立」を手放していくためには、それまでと全く違った方向に進む必要があります。「祈る」ことは、そうしたプロセスを進めてくれるものです。

雨の音を聞く、水無月の熱田さん。

6月、水無月。梅雨入りも間もなくのころ、熱田神宮を参拝することができました。

「自立」の行き着く先は、灰色の世界。

「自立」の行き着く先は、彩りのない、灰色の世界です。燃え尽きやデッドゾーンと呼ばれることもある世界でもあります。

世界の豊かさは、自分がコントロールできるものの外にある。

「自立」を手放していくと、世界の豊かさを感じることが多くなります。真の豊かさとは、自分自身がコントロールできるものの外にあるのかもしれません。

自分の力ではどうにもならないことが起こるとき、人は「自立」を手放す。

自分の力ではどうにもならないことが起こるとき、それは「自立」を手放すタイミングなのかもしれません。「自立」を手放した先には、不思議なことが起こるものです。

今年もまた、特別な日に特別な馬が勝った。

6月、水無月に施行されるダービーは、いつ以来だろうか。 いつもの中京競馬場への道すがら、そんなことを考えていた。 調べてみたら、ワンアンドオンリーが勝った2014年以来だそうだ。 橋口弘次郎調教師の悲願が叶ったダービーから、もう11年かと思う…