大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

夜明けの空に、星を見上げる年の暮れ。

今年も残りあと1週間になりました。

早いものですよね、ほんとに。

どうも寒波が来そうですし、いよいよ年末という感じがしてきております。

そんな寒い中ですが、この時期ならではの愉しみを見つけました。

夜明けの空に見える、星です。

 

先日の冬至の日にも書いたのですが、この時期はまだ夜明けが遅くなっているんですよね。

ほんのわずかですけれども。

調べてみたら、私の住んでいる名古屋では、冬至の12月21日の日の出が7時ちょうど。

そこから、今日の12月25日は7時2分、そして年が明ける1月1日は7時5分まで、日の出は遅くなるようです。

ほんの数分なんですけれども、夜明けの空の色の移ろいは、すごく違うんですよね。

私の散歩する6時くらいの時間は、かろうじて東の空にオレンジ色がかかってきたぐらいで、ほとんどは「夜空」なんです。

なので、深夜徘徊のような気分になるのですが笑

なので、雲がかかっていなければ、月と星が見えるんですよね。

夜明けの空に見上げる、月と星。

これがまた、美しいんです。

今日の月は、有明月でした。

それを眺めていると、周りにもいくつも星が見えてきます。

西の空に、オレンジ色の大きな星が見えていました。

調べてみると、火星のようでした。

今日のほしぞら - 国立天文台暦計算室

ほかにも、いくつか明るい星が見えていました。

街灯がなければ、もっとたくさん見えるのでしょうか。

 

「星を見る」というと、小学校のころの夏休みのイベントで、小学校の天文台で見た記憶があります。

でも、ほんとに星空がきれいなのは、空気が澄んでいる冬みたいです。

凛とした寒さのなかに、輝く星。

なんとも美しいものです。

朝、外に出るのをためらう気温ではありますが、星を見るという楽しみがあると、それも耐えられるものです。

とはいえ、寒いですけれどね笑

 

星空、というのは不思議ですね。

もっと明るいものなら、いくらでもあるのですが。

それでも、星にしかない明るさがあり、星にしか照らせないものがあるように思うのです。

何百年、何千年と、人はそれを見上げてきたのでしょう。

夜明けの星のまたたきを眺めながら、歩くこと。

この時期にしかできない、愉しみです。

 

さて、今年もあと残り少しになりました。

風邪が流行っていたりするようです。

どうぞご自愛くださいませ。