大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

不完全なままでこそ。

いつだって、彼らはことわりを教えてくれる。個々の点に目を移せば、どの点でも不完全で、途上で、未完だ。それでも、彼らが不完全か?と問われると、そうではない、と思う。完全なサイクルの中に、いつもいる。

桑田佳祐さん「祭りのあと」に寄せて

桑田佳祐さんの名曲、「祭りのあと」に寄せて。私も含めた、そんな「しょーもない」男の賛歌であり、応援歌でもある。人生の季節がめぐるたびに、「しょーもない」男としては何度も聴きたくなる名曲である。

捕っては投げ、投げては捕って。

一年で一番遅い時期のはずだけれど、あっという間に日の入りを迎えた。少し、寂しさが癒された気がした。

世の中にあるキャバクラとホストクラブの比率を考えたら、それはそうなんでしょうね。と彼女は言った。

「まあ、世の中にあるキャバクラとホストクラブの比率を考えたら、それはそうなんでしょうね」

【ご案内】帝王賞の思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

上半期のフィナーレを飾る帝王賞。そんな帝王賞の思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

男の人の「ひとりになりたい」って、翻訳すると「ママ、おっぱいほちい」じゃないですか。と彼女は言った。

「だいたい、男の人が『ひとりになりたい』って言うときって、翻訳すると『ばぶぅ』『よしよしちて』『だっこちて』のどれかじゃないですか。ママのおっぱいがほちいのにそれを隠して、しかもママじゃない人にそれを求めるの、めんどくさいですよ、ほんと」

青空慕情。

何の役にも立たないものに、最近どうにも心を奪われるのだ。

いつだって、変化は遅れてやってくる。

19時過ぎまで明るいことに驚く、夏至を過ぎた今日の頃。一年で一番昼間の長い時節なのに、暑さがピークを迎えるのは、まだ1か月以上も先だ。いつだって、変化は遅れてやってくる。

書評:堀江貴文さん・落合陽一さん共著「10年後の仕事図鑑」に寄せて

堀江貴文さん・落合陽一さん共著「10年後の仕事図鑑」(SBクリエイティブ)の書評について。

ときには過去に書いた記事を振り返ってみる。

2017年の8月からここで書き始めて、2年弱になりました。日々更新することに重きを置いて、あまり過去に書いた記事を振り返ることがなかったのですが、アクセスが多い記事を見てみると、なかなか面白いものです。

断酒日記 【232日目】 ~自分の人生の羅針盤を説明する、ということ

自分の人生の羅針盤は何か。それを、きちんと言語化することが必要だと感じた、断酒についてのお話し。

答えはいつも、自分の内側に。

「問い」が生まれたとき、じつは同時に「答え」も生まれている。

写真が嫌いだった、あの頃。

写真が嫌いになったのは、いつからだったのだろうと思う。幼い頃の写真が数えるほどしか残っていないのは、私が三番目の子どもだったからなのか、それとも実家を整理したときに失われたからなのか、いまとなっては分からない。

ランニングの再開と、「やる気」についてのパラドックス

また少しずつ走り始めた。以前のように疲労骨折しても走り続ける、みたいな「続けられないと自分には価値がない」という思い込みではなくて、無理せず、できる範囲で。やはり走ったり、身体を動かすことは、思考やメンタルに大きく影響するようで、ぐるぐる…

もっと、好きなことに、無心で。

もっと、好きなことに、無心で。それが見つからなければ、何でもひたすらにやればいい。ただ、ひたすらに自らの心震わせ、喜ばせることに夢中に。

嘘とライフワーク ~映画:「SMOKE」(1995年、アメリカ)に寄せて

久しぶりに大好きな映画「SMOKE」を観た。学生の頃に観て以来、何度も見返すくらい好きな映画の一つだ。

書評:落合陽一さん著「日本進化論」に寄せて

「現代の魔法使い」と称される、落合陽一さんの「日本進化論」(SB新書)を読んだので、その書評を。

梅雨の合間に。

飛行機雲よ、またね。また会おうね。そう言って、私は歩き出す。

理不尽を、愛せ。 ~令和元年(2019年)のダービーが教えてくれたもの

令和元年のダービーを思い出すたびに、私はその声を聴く。そうだ、もっと。もっとだ。もっと、人間らしく生きろ、と。

書評:根本裕幸さん著「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」に寄せて

久しぶりに書評を。 根本裕幸さんの新著「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(出版:ディスカヴァー・トゥエンティワン)に寄せて。 私たちが当たり前のように使っている、「罪悪感」という言葉。 もしかしたら、巷にあふれているこ…

自分を忘れるとき、「問題」が起こる。

人生における「問題」とは、車のわき見運転の警告のようなものだ。ただ自分の人生を生きることに集中できていないと、「問題」は起こる。自分の生命の輝きを忘れ、他人の人生を生きようとすると、「問題」はドアをノックする。

入梅、降雨慕情、紫陽花百景。

霧雨は、また粒になって降り出した。紫陽花が、濡れていた。

書けなかった、ラブレター。

書けなかった自分へのラブレターは、いつもそこにそっと隠されている。

断酒日記【219日目】

さて、断酒219日目である。そろそろ日数を数えるのも面倒になってきたが、それでも断酒開始してから7か月が経過した。

「無駄な時間はなくて」 ~ナゴヤドーム・中日×楽天戦 観戦記

20年ぶりくらいに、ナゴヤドームで中日ドラゴンズの試合を観戦した。

さよならだけが人生だ。 ~井伏鱒二と寺山修司に寄せて

地面に咲いた不思議な桜を見つめながら、その言葉が不意に思い浮かんだ春の日。その春が過ぎ往くのを、私は惜しむのだ。

芒種につながりについて想うこと。

今日は二十四節気の一つ、「芒種(ぼうしゅ)」。「芒(のぎ)」とはイネ科の植物の穂先のことで、穀物の種まき、麦の刈り入れ、イネの植え付けに適した時期とされ、徐々に梅雨入りの報せが聞かれるころ。

頑張ることの価値と、人生における幸せの関係。

青い空の色、白い雲の形、緑色の深み…ただ目の前の奇跡のようなその美しさに、感動する童心。それがあれば、もう何もかもそれでいいんじゃないかと思うのだ。

いつか、ジグソーパズルのピースのように。

いまは分からなくても、それはいつかあなたの中でぴったりと嵌る時がくる。いつか、ジグソーパズルのピースのように。

【ご案内】安田記念に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

令和元年の安田記念が終わりましたが、過ぎ去りし平成の安田記念に寄せて、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」 さんに寄稿させて頂きました。