パートナーとの自立と依存の関係性が逆転するタイミングは、別れの危機が訪れやすいものです。
そこで感じる嫌悪感は、自分自身への嫌悪だったりします。
1.関係性の逆転は危機でもあり、チャンスでもある
昨日は、関係性の逆転は危機でもあり、チャンスでもある、というテーマでお伝えしました。
パートナーシップの関係性が逆転するタイミングは、危機でもあり、チャンスでもある。 - 大嵜直人のブログ
私たちの心は、依存から自立、そして相互依存という成長のプロセスをたどります。
こうした依存と自立は、他人との関係性においても同じで、どちらかが自立の場合、もう一方は依存の立場になります。
こうした関係性は、パートナーシップにおいても色濃く出てくるものです。
しかし、この関係性は固定的になりやすいものですが、時に自立と依存が逆転することがあります。
この関係性が逆転するときは、その関係性にとって非常にデリケートなタイミングになります。
パートナーシップであれば、別れの危機が訪れやすいのが、このタイミングだったりします。
依存の側というのは、言ってみれば「惚れた側」ですが、これが自立の方に振れると「なんだか、もう相手に魅力をかんじなくなっちゃった」と感じることが多くなったりします。
また、依存の側がそうなると、それまで自立にいた側は依存的になり、「私を見捨てないでほしい」と、相手にすがりたくなります。
すがられた側は、どうしたって離れたくなりますよね笑
このように、自立と依存が逆転するとき、その関係性は危機を迎えやすいものです。
しかし、それは逆から見れば、それまでの相手の心情を身をもって知ることのできるチャンスでもあります。
いままで、相手がどんなことを感じていたのか。
それを知ることは、関係性を深めていくことのできるチャンスでもあります。
自立と依存が逆転するときは、パートナーシップにとってピンチであると同時に、大きなチャンスでもあります。
2.嫌悪感の正体
さて、こうしたパートナーシップにおける依存と自立の関係性が逆転したとき、相手に対してそれまで感じていなかった嫌悪感を覚えることがあります。
依存から自立に変わった側は、「なんだか、頼りないな。なんでこんな人に惹かれていたんだろう」と感じます。
一方で、自立から依存に移った側は、「全然、こっちの気持ちを察してくれない。何を考えているか、分からない…」と感じるわけです。
こうした嫌悪感は、見方を変えると、それまでの自分自身に対しての嫌悪であるともいえます。
意識的にせよ、無意識的にせよ、相手のなかに、それまでの自分自身の振る舞いを見つけて、そこに嫌悪を感じるわけです。
そういった意味では、関係性が逆転したときに感じるパートナーへの嫌悪は、自己嫌悪の一種ともいえます。
まぁ、突き詰めていけば、パートナーへの嫌悪は、すべて自分自身への嫌悪と言えてしまうんですけれどね。
ただ、パートナーとの関係性が入れ替わったとき、それまでの自分自身の振る舞いを見せつけられるようで、そこに強い嫌悪を抱いてしまうのでしょう。
3.結局は、自分自身を愛すること
こうしたパートナーシップの危機を乗り越えるために、求められること。
それは、結局のところ、それまでの自分自身を愛することになるのでしょう。
依存し過ぎて、相手に寄りかかって、任せきりになっていた、情けない自分。
自立し過ぎて、正しさにこだわり、自分一人でなんでもやろうとしてきた、身勝手な自分。
そうした自分を、愛すること。
立場が変わった後からみれば、それは「望ましくない」振る舞いだったかもしれません。
でも、それは後出しジャンケンと同じで、言ってもしょうがないことなんですよね。
そのときそのときで、できることを精一杯してきた。
それは、自分も、相手も。
その自分を、認めてあげる。受け入れてあげる。愛してあげる。
それをすると、少し見えるものが変わります。
相手への嫌悪感も、緩んできます。
パートナーシップの問題は、まずは自分を愛することから。
どんなときでも、基本は同じようです。

今日は、パートナーシップの関係性が逆転したときに感じる嫌悪感の正体、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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