大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

冬至、日が昇るという奇跡を味わいながら。

今週は10年に一度の高温とのことで、暖かい日が続くようです。

だいたい、クリスマスから年末に向かうこの時期は、いつも寒波が訪れるような気がしますが、今年は少し様子が違うのかもしれません。

なんにせよ、暖かいのはありがたいですね。

さて、今日は「冬至」です。

柚子湯に入ったり、かぼちゃを食べるとよいとされる時候ですよね。

一年の中で、夜の長さが最も長く、また昼の時間が最も短くなるころ。

そして、この冬至からまた徐々に昼の時間が長くなる転換点でもあります。

陰陽反転の象徴でもありますよね。

七十二候では、「乃東生(なつかれくさしょうず)」。

夏になると枯れてしまう、少し変わった植物であるウツボグサが芽を出すころとされます。

他の植物が枯れていく、この冬の真っただ中に芽を出すとは、めずらしいですよね。

なぜ、この厳しい時期に花を咲かせることを選んだのでしょう。

進化というか、種を保存していくために選んだ、最適な戦略なのでしょうか。

実に、不思議です。

 

先日もお書きしたのですが、この冬至のころの夜明け、というか日の出は、ことさらに美しいですね。

ありがたいことに、最近は朝の天気がいい日が続いていますので、毎日日の出を眺めてお散歩して、一日を始めることができております。

あたりは真っ暗で、街灯だけが光っているのですが、東の空だけがほのかに明るくて。

冬の乾いた空に、そのほのかな白色が美しいんです。

時間とともに、そのほのかな明るさが、白色からオレンジ色の暖色へと少しずつ変わっていきます。

そのグラデーションの美しさといったら…

その風景が毎日見られることに、ありがたさを感じずにはいられません。

しかし、考えてみれば毎日、日は昇っているんですよね。

「明けない夜はない」と言われますが、毎日太陽が昇るのは奇跡でしかないように感じられます。

そんなことを教えてくれるのも、この冬至の時期の恩恵なのかもしれません。

 

冬至の日。

陰陽反転のころです。

例年に比べて暖かい日が続くようですが、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ。

冬至の日の朝、西の空。また星が瞬いていました。