パートナーシップにおいて、相手の問題に手を出したくなるものです。
けれども、解決できるのは自分の問題だけです。
1.相手の問題は、相手に任せるに限る
昨日は、相手の問題は、相手に任せるに限る、というテーマでお伝えしました。
パートナーシップのお話からでしたね。
とかく私たちは、関係性が近くなるほどに、相手に自分自身を色濃く映し出します。
相手に言動やその中に見える問題を、「自分ならこうするのに」とか、「こうすれば解決するのに」とか、手を出したくなるものです。
パートナーや家族に対して、あるいは子どもに対しても、起きやすいものです。
もちろんそれは、相手を心配することや、共感力の高さゆえに、そう感じることができるとも言えるのですが、それをすることは自分のためにも、相手のためにも、そして二人の関係性のためにもなりません。
よしんば、そこで手を出して相手の問題を解決できたとしても、それは相手が自分で解決できる力を奪ってしまっていることになります。
子育てでは、それは大いに問題でしょうし、パートナーシップにおいては、相手を「ダメなパートナー」に仕立て上げてしまうことになります。
相手の問題は、相手にしか解決できない。
だから、その問題に自分が手を出そうとするのではなく、信頼して見守ること。
昨日の記事では、そんなテーマをお伝えしました。
2.自分の問題は、なんだろう?
さて、ものすごくイヤな話なんですが、関係性が近い相手のなかに見える問題は、自分自身の問題でもあります。
さきほど、相手のなかに自分を映し出す、とお書きしましたが、まさにそれで、「投影」の法則です。
パートナーは鏡、ともよく言われますよね。
パートナーが問題だらけに見えるのであれば、それはパートナーを通して、自分自身の問題を見ているだけなんです。
はい、イヤな話ですよねぇ…
相手の問題に押しつけておけば、楽なんでしょうけれども笑
パートナーに見える問題は、自分自身の問題でもある。
もし、パートナーに何か問題が見えるのであれば、それと同じ要素が自分自身のなかにもあるといえます。
だから、鏡に映った自分の寝癖を直そうとするのではなく、「こちら側」の自分の寝癖を、ドライヤーをかけるなりして直すことが求められるのです。
パートナーに問題が見えるとしたら、「自分自身の問題は、なんだろう?」と問いかけてみると、少し見えてくるものが違ってくるのでしょう。
パートナーがイライラして、周りに当たっているのであれば、自分は何かそういった感情を抑圧していないだろうか?と見ていくとか、そういった見方です。
3.パートナーシップの不思議
さて、こうした見方をする恩恵は、実はパートナーにもあるのです。
ここがパートナーシップの不思議なところなのですが、自分の問題を解決していくと、パートナーにもそれが影響するのです。
まず、自分のなかの問題を解決することができたなら、相手にそれを投影しなくなります。
それまで問題だらけに見えたパートナーへの見方が、変わるんです。
問題を解決した自分を投影するわけですから、それはそうですよね。
そして、自分が変わることは、パートナーにも影響を及ぼします。
その変わった自分とかかわることで、パートナーもまた変わっていくのです。
相手を変えようとしてもうまくいかないですが、自分自身にアプローチしていくことで、相手への見方、そして相手との関係性を変えていくことができる。
これが、パートナーシップの不思議なところであり、素晴らしいところです。
相手の問題は、相手に任せる。
そして、自分が向き合うべき問題にフォーカスする。
それが、パートナーシップにとっては大切なことなのです。

今日は、解決できるのはパートナーの問題ではなく、自分の問題だけ、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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