自分自身は、自分の味方でありたいものです。
ただ、そうするためには、自分自身の扱いを「気づく」ことからはじまります。
1.自分自身へかける声の影響力
先日は、自分自身へかける声の影響力、というテーマでお伝えしました。
自分自身をどう扱うか。
カウンセリングでも、このテーマが主題になることも多いものです。
自分が、自分をダイヤモンドのように貴重な存在として扱うのか。
それとも、どうでもいい存在として扱うのか。
それは、自分自身の生きやすさや自己肯定感に限らず、周りの人が自分をどう接するかにも影響していきます。
こうした自分自身の見方、扱い方、接し方が出る端的なものとして、昨日の記事では「自分自身への声がけ」を挙げました。
24時間365日、一緒に過ごしている自分自身に対して、あなたはどんな言葉を常日頃かけているでしょうか。
自分に寄り添うような、味方でいるような声を、かけているでしょうか。
それとも、誹謗中傷に近いような、ひどい言葉をかけているでしょうか。
自分の接し方は、そこに現れるものです。
2.まずは「気づく」だけでいい
この自分への接し方については、まず「気づく」ことが大切なことです。
自分への接し方は、長年積み重ねてきたものですし、それと気付かずにしていることも多いものです。
要は、生活習慣病と一緒ですね。
一日くらい、お酒を飲み過ぎたくらいで、病気になったりするわけではありません。
(翌日、めちゃくちゃ辛い二日酔いにはなるかもしれませんが…)
ただ、食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、運動不足だったり、それらを長年積み重ねていくと、それが「当たり前」になってしまい、どこかに影響が出たりしますよね。
「あかん、なんかずっと体調が悪い…」とか。
自分の扱い方も、それが「当たり前」になってしまっていると、自分への攻撃や自分責めを気づかないうちにしてしまうものです。
いつも、自分に対してどんな言葉をかけているか。
たとえば100の言葉をかけているとしたら、そのうちどれくらい、愛を持った言葉をかけてあげられているか。
へこたれそうなとき、失敗したとき、よろこびに打ち震えるとき、自分自身にどんな言葉をかけてあげているか。
それらに、客観的に「気づく」ことが、まずはとても大切なことです。
いきなり、100かけている言葉を、すべて思い通りにしようと思わなくていいんです。
3.「気づく」ことが、違和感につながる
まずは、「気づく」だけでいい。
人の意識って、なかなか続かないものです。
「常に自分にやさしい言葉を!」と意識しても、きっと10分もしたら忘れてしまうのが、私たち人間です。
はい、私もそうです。3歩歩いたら、忘れます笑
だから、無理にしようとするよりも、「しちゃったときに気づく」方が大切だし、楽なんですよね。
「あ、また自分を責めようとしてたな」、とか。
まずは、そうして気づくことができれば、もう万々歳です。
そして、気づくことができると、それは「違和感」につながります。
「別に自分だけが悪いわけでじゃないのに、また自分だけを悪者にしようとしてるのは、なんか変だな」
といった具合ですね。
「気づく」ことで、「違和感」を感じることができるわけです。
そして、「違和感」を感じると、人は行動を起こしたり、変えたりしようとできます。
「別に、自分だけを責めなくてもいいかな。自分の責任の範囲は仕方ないけど、それ以外の部分まで、面倒見なくてもいいんじゃないかな」
といった具合に、「違和感」を解消する方向に向かうことができるんです。
ただ、それは何度もお書きしているように、「気づき」から始まります。
自分が、自分にどんな言葉をかけているのか。
それを客観的に見ることから、自分を受け入れ、許し、愛することは始まるのです。

今日は、自分自身の扱いを「気づく」ことから、すべてがはじまる、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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