大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

夏に至る日、満ち欠けについて想う日。

今日は「夏至」ですね。

なつにいたる、と書いて夏至。

一年の中で最も日の出ている時間が長く、夜が短くなるころ。

暑さはまだまだ日ごとに増していきますが、日の出と日の入りは、今日が一番長く、これから少しずつ短くなっていきます。

私の住んでいる名古屋では、日の出が4時39分、日の入りが19時11分だそうです。

真冬のころ、朝のお散歩をしていると、6時台なのにまだ真夜中のように真っ暗だったのを思い出します。

それが、もう5時台には明るいですもんね。

夕方は7時を過ぎてもまだまだ明るくて、なんだかありがたくなります。

 

梅雨明けもまだまだで、本格的な夏はこれから。

それなのに、もう時候は「夏に至る」。

満ちたら欠けるの法則の通り、これから徐々にお日さまの長さは秋、そして冬に向かっていきます。

6月のこの時期に?と毎年思うのですが、それが自然の摂理なのでしょう。

冬至の日から、日ごとに満ちていったお日さまの力が、今日を境に弱まっていく。

そしてそれはまた、冬至という境目まで続く。

終わることのない、永遠のサイクル。

その円環のなかに、私たちもいるのでしょう。

満ちるときもあれば、欠けるときもあり。

その日々の移ろいを感じることが、生きていることの喜びといえるのかもしれません。

なんだか難しくなってしまいましたが、今日はそんな季節の移ろい、そして満ち欠けについて想う日のようです。

なにはともあれ、暑い日、そして湿気の多い日が続いています。

どうぞ、ご自愛くださいませ。