今日は「立春」ですね。
暦の上では、今日から春。
旧暦では、一年のはじまりの区切りの日でとされます。
まだまだ寒さは厳しいですが、それでも「暦の上では春」と聞くと、その寒さの感じ方も変わるような気がします。
気のせいといえば、気のせいなんですけれどね笑
七十二候では「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」。
その字のごとく、春の風が冷たい氷をとかしてく様子を指した時候です。
「ようやく春が始まる」という喜びと、それでもまだ氷があるという寒さと、その両方が見えるようで、私も好きな七十二候の言葉です。
それにしても、こうした季節の区切りというのは不思議なものですよね。
大晦日と元旦でも思うのですが、同じように時間は流れ、同じように朝の日は昇るのに、確実に何かが違う。
12月31日と1月1日、人が勝手につくった仕切りなのに、あたかもずっとそれがあったかのような、そんな感じが不思議ですよね。
元旦の空気感というか、そういったものは、あるんですよね。
多くの人の集合的な意識がそうさせるのか、なんなんでしょうね。
「立春」もまた、同じように感じます。
人がつくったものなのでしょうけれども、どこかそれはこの自然の営みのなかで、ずっとあったような、そんな感じを受けるのです。
新しい季節のはじまり。
昔は、新しい1年の始まりでもあったわけですから、もっとはっきりとその変化の輪郭が感じられたのでしょうか。
いいことも、悪いことも、季節とともに過ぎていってしまうようです。
そして、新しい季節がまたやってくる。
毎年繰り返されることではありますが、「当たり前」のようには感じないのは、私が歳を重ねたせいでしょうか。
今年もまた、春がやってくる。
目に映る季節は、まだまだ厳しい寒さですが、その中にも春の芽吹きが徐々に感じられるようになってくるのでしょう。
春の訪れに、喜びを。
今日もまた、どうぞご自愛くださいませ。
