癒しのプロセスには、時間が必要です。
ゆっくり変わっていく方が、いいのかもしれません。
１．過去もまた、愛から見ることで変わってゆく
昨日は、過去を愛から見てみると、というテーマでお伝えしました。
過去もまた、愛から見ることで変わっていく。 - 大嵜直人のブログ
ものの見方、捉え方は、どうとでも変わります。
過去に人生最悪だと思うようなできごとがあったとしても、それが重要なターニングポイントになり、「あれがあったからこそ」と思えるようになることは、珍しくありません。
とかく、私たちは未来について思い悩むものですが、自分で変えていくことができるのは、むしろ過去だったりします。
そして、過去のとらえ方が変わると、いまの自分の生き方もまた変わっていくのでしょう。
その見方は、ポジティブなものに変わる必要があります。
わざわざ、自分の過去にダメ出しをするように、ネガティブな見方をしても、しんどいですもんね笑
「なんで自分だけが」から、「あれがあったおかげで」に。
「あの人のせいで」から、「出会ってくれてありがとう」に。
そのように、ものの見方がポジティブに変わることを、「癒し」と呼ぶのです。
昨日の記事では、そんなテーマでお伝えしました。
２．時間は、癒しに必要な要素
「癒し」とは、ものの見方がポジティブに変わること。
自分の見方が変化することを指すわけですが、変化には時間がかかることがあります。
たとえば、蝶々にしたって、固くいびつな形のサナギの時間がありますよね。
すぐに芋虫が蝶々になることは、ないんです。
「癒し」が変化であるならば、そこには時間をかけることが、とても大切なことなのでしょう。
しんどいとき、辛いとき。
どうしても、「早くこれをなんとかしたい」と、思ってしまうものです。
それは当たり前のことですし、仕方がないことではあるのですが、ただ、変化には時間がかかることもある、というのは頭に入れておいてもいいように思います。
なんか、すごくイヤな宣告のようですけれど笑
ただ、焦っていろいろしても、なかなかうまくいかないことも多いですから。
変化には、時間がかかることもある。
時間がかかっても、それは悪いことでもないんです。
なかなか状況が好転しなかったり、時間がかかったりするとき、自分を責めてしまいがちです。
そんなときは、「時間をかけてもいい」「時間がかかるもの」と、自分を責めないようにしてあげてください。
３．気にならない自分とは、どんな自分だろう
「癒し」は変化だと書きました。
そして癒されると、そのできごとを気にしたり、頭を悩ませる時間が減っていきます。
究極の癒しは忘却である、と言われたりもしますよね。
いまは、そう思えないかもしれません。
四六時中、そのイヤなできごとが、頭を離れないかもしれません。
けれども、それはいつか気にならなくなる日がきます。
もし、そうなったとしたら。
そのとき、どんな自分でいるのでしょう。
どんな雰囲気でいて、どんな気持ちでいるのでしょう。
そして、どんなことに興味を持っているのでしょう。
その自分を想像してみることは、私たちの変化を加速させてくれるのでしょう。
今日は、時間は、癒しに必要な要素、というテーマでお伝えしました。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
〇大嵜直人のカウンセリングの詳細・お申込みはこちらからどうぞ。
※ただいま11月度の個人カウンセリングを募集中となります。
〇カウンセリングのご感想のまとめはこちら。
