もう5月も中旬ですね。
それにしても、風が気持ちい季節になりました。
雨が降るごとに、空気は澄んでいくようで。
特に、夜半に雨が降った翌朝の空気の心地いいことといったら。
少しひんやりとしながらも、どこまでも澄んだ空気。
近年に比べて、今年は気温が上がっていくのが少し遅い気がしますが、どうなんでしょうか。
こんな気持ちいい気候が、いつまでも続けばいいのに、と思ってしまいます。
でも、すぐに「四季があってよかった」とか言ってそうではありますが笑
時候は、「立夏」。
暦の上での夏のはじまり。
七十二候では、「蚯蚓出(みみずいずる)」。
その字の通り、冬眠をしていたミミズが土の中から出てくるころとされます。
ほかの生きものよりも、少し遅めのお目覚めするのが、ミミズのようです。
子どものころ、小学校の校舎の北側のジメジメした土を掘ると、よく見かけたのですが、最近見ていないですね。
なぜ、そんなジメジメしている場所を掘っていたのか、記憶があいまいではありますが笑
この気持ちのいい季節に、咲く花もまた少しずつ変わってきました。
アヤメか菖蒲か。
紫の色の花を見かけるようになりました。
その色は、どこかこの初夏の季節によく似合っているように思うのです。
清々しさと、まっすぐさ、そして力強さと。
夜半に降った雨の粒が、その花びらと葉を濡らしていました。
やさしいアヤメの香りが、初夏そのものの香りのようでした。
実に、気持ちのいい季節になりました。
あなたのお住まいのところでも、初夏が訪れているでしょうか。
この季節を愛でるように。
どうぞ、ご自身のことも愛でてあげてくださいませ。