風薫る、新緑の季節。
何をしていても、ただ歩いているだけで心地よい季節です。
そんな季節に、熱田神宮に参拝することができました。

いつもの南門から。
見上げる空の青さが、目に沁みます。
おかげさまで、気持ちのよい快晴。
雨の日の神社もいいですが、晴れの日はことさらに気持ちがいいですよね。

この日の参道は、参拝客もまばらで静かな空気が流れていました。
玉砂利を踏む自分の足音を聞きながら、ゆっくりと歩く。
この時間が、なんとも豊かな時間だと感じます。

上知我麻神社の境内の椿は、新緑の緑に燃えていました。
この緑の濃さは、生命力の証のような、そんな感じがするのです。
つい先日まで、美しい白い花を咲かせていたのに、季節がめぐるのは本当に早いものです。
それにしても、日差しが力強く感じます。
新緑、初夏を通り越して、どこか夏の日差しのように感じます。
うだるような暑さを思い出して、また今年も夏がやってくるのだな、と。
この心地よい季節が続けばいいのに、と思いながらも、真夏の熱を待っている私もいるのです。

参道を歩いて、本殿に参拝を。
この日は、こころの小径にも参拝することができました。
何はなくとも、こうしてただ歩き、ただ頭を下げる。
歳を重ねるほどに、こうした時間が貴重で、ありがたいものだと感じるようになりました。
緑燃ゆる季節の、熱田さん。
今日も、ここに来られたことに感謝しつつ。
また来れる日を楽しみにしながら、新緑の熱田さんを後にしました。
