大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

穀雨のやさしい雨は花を育て、その花は人の心を潤す。

今日から、時候は「穀雨」に移ろいゆくようです。

恵みの雨が地上に降り注ぎ、たくさんの穀物がすくすく育つ時期。

寒かったり、暑かったりを繰り返していた気温ですが、「暑さ」を感じる日も出てきました。

今日は、少し夏の熱気を感じるような、そんな日になりました。

そんな温まった大気や大地に降り注ぐ雨は、まさに慈雨ともいうべきものといえるかもしれません。

あたりを見渡してみると、実にさまざまな花が咲き誇る時期でもあります。

温かな気温。

やさしい雨。

穏やかな風。

まさに、生命が育まれる時期といえるのでしょうね。

春先の淡い色目の花だけでなく、少し濃いトーンの色の花も見かけるようです。

不思議なものですよね。

冬に咲く花は、山茶花や椿のように、割とはっきりとしたトーンの色が多い気がします。

春を知らせる梅の花も、白や紅色の花が印象的。

そして、本格的に春が訪れると、パステルカラーのような淡い色が多くなるようです。

それが、夏に近づくにつれて、また原色の花が増えていくように感じます。

もちろん、私がそのように見ているだけなのかもしれないですけれどね笑

とはいえ、穀雨のやさしい雨は、花を育て。

そして、その花は私たちの心を潤すようです。

穀雨の、この時期。

そんな花たちを、愛でてみようと思います。

世界を愛でることは、自分自身を愛でること。

そんな風に、思うのです。