大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

分離感や孤独感が生む「痛み」と、その処方箋について。

何かと分離していると感じると、人は心理的に強い「痛み」を感じます。そこに「痛み」を感じるのは、人間が根源的に「つながり」を求める生きものだからです。そして、強い「痛み」を感じる人ほど、その「つながり」をつくる才能を持っています。

痛みの中に愛を見るように、寒の中に春を見る大寒のころ。

一年の中でも最も寒いこの時期だからこそ、春の訪いを見つけることができます。それは、大きな痛みの中にあるときにこそ、普段は見えなかった愛が見えることと、似ているのかもしれません。

「傷ついたのは、罪悪感によってだれかを支配しようとしたから」

「傷ついた」と感じるとき、まずはそんな自分をいたわり、休ませてあげることが大切です。 しかし、その傷を外気に晒すことで、治りが早くなる場合もあります。 「傷つく」ことについての、そんな少し辛めのものの見方と、その用法についてお伝えします。 名…

「「許せない」という思いを手放したとき、ものの見方が変わる」

「許せない」誰かがいることは、とても辛いものです。その見方を変えることを「許し」といいますが、実際にするとなると難しいものでもあります。いきなり「すべてを許そう」とせず、少しずつ「許し」に至るマインドをお伝えします。

【ご感想】すごく順調ですと言っていただいて、ほっとしましたし、納得しました。

モニター・カウンセリングのご感想をいただきました。愛情深さ、天真爛漫さ、無邪気さ。そして周りの人に共感し、気遣うことのできる、Kさま。そんなKさまのこれからを、心より応援申しあげます。

【満席御礼】2月度カウンセリング・モニターを募集いたします。

大嵜直人のブログにお越しいただき、ありがとうございます。2月度のカウンセリング・モニターの募集を開始いたします。お申し込みの程をお待ち申しあげております。

「祝福は、犠牲の解毒剤」

「犠牲」とは、誰かのために、自分が幸せではない行動を取ることを指します。やっていることは素晴らしくても、そこに喜びはなく、やがて疲弊してしまいます。そこから主体的に抜け出すための、祝福と祈りについてもお伝えします。

「疲れきっているのは、「役割」を演じているから」

人は誰しも、「役割」を演じて生きています。それ自体は悪いものでもありませんが、時に役割は人を疲弊させます。もし役割に疲れを感じるのであれば、自分が選択することを思い出すこと、そしてその役割を演じる理由を考えみてはいかがでしょうか。

「だれかを恨んでいるなら、自分のほうから謝ろう」

だれかを恨んでいるのは、辛くしんどいものです。恨むことは、誰かを攻撃することで生まれる罪悪感と、表裏一体だからです。相手から謝ってくるのを待つのではなく、主体的にその状況を解決できるという見方についてお伝えします。

「許せなかった両親の行動を、今度はあなたがするようになる」

私たちは許せなかった両親の行動に対して、二つの反応をします。一つは、その行動をそのままコピーしてしまうこと。もう一つは、それを反面教師にして犠牲的に生きること。その罠から抜け出すのは、やはり許しの力なのかもしれません。

カウンセリング・マインドを、届けたい。

「やさしい心理学」のカテゴリーを新しく設定しました。やさしいに込めた意味として、自分に「優しく」、「易しく」=分かりやすく、社会に「優しい」心理学をお伝えすることを目指します。

【ご感想】次の日も、大さきさんの「素晴らしいですね」が頭の中でリフレインして、自分を少し認めてあげることができました。

画面越しでも十分に伝わる、豊かであたたかなエネルギーをお持ちのTさま。膨大な愛があふれたお話を、お伺いできましたことに、感謝申しあげます。あらためまして、Tさまのこれからを、心より応援しております。

「結びつきこそ本当の現実」

私たちは、この世にたった一つの個として、生を受けます。そして、周りと断絶する経験をしていますが、実は意識の深いところでは、すべてつながっているようです。それは、大海に浮かぶ島々が、海の底ではひとつながりであることと、似ているのかもしれませ…

【ご感想】クロノジェネシスの寄稿記事に、たくさんのご感想をいただきました。

ウマフリ様に寄稿したクロノジェネシスの記事に寄せて、Twitterでたくさんのご感想をいただきました。執筆をしていて、ご感想をいただくのは何よりも嬉しく、ありがたく感じます。

【ご感想】時間が経ってやっと今、罪悪感もあったけど、愛もあったんだ、と受け取ることができました。

怖れを越えて、与えようとされるSさまの姿は、とても美しいものでした。Sさまがこれまで抱えてこられた罪悪感の大きさは、これから出会う方へのギフトになるかと思います。あらためまして、Sさまのこれからを、心より応援しております。

【ご案内】クロノジェネシスの引退に寄せた記事を、寄稿いたしました。

昨年末の有馬記念をラスト・ランに引退したクロノジェネシス。デビューから手綱を取っていた北村友一騎手とのコンビもまた、印象的でした。そんなクロノジェネシスと北村騎手に寄せて、競馬コラム&ニュースの「ウマフリ」様に記事を寄稿いたしました。

「支配したいという欲求は、怖れから生まれる」

心理学を学ぶ最も大きな恩恵の一つは、自分と向き合うことで、周りの人をより深く理解し、よりよいコミュニケーションが取れるようになることです。そのためには、まずは自分事として自分と向き合うことが求められます。

「自分がほしいものをだれかに与えたとき、はじめてそれが手に入る」

自分がほしくてほしくてたまらないものは、不思議なことにそれを手に入れたと思っても、またすぐに喉の渇きのような渇望を感じることがあります。ほんとうにほしいものとは、それを自分が得ようとするのではなく、誰かに与えたときに、はじめてそれが手に入…

「望みどおりの人間関係を築くには、まずイメージすること」

人の持つ最も偉大な能力の一つである「想像力」は、現実をつくりだす「創造力」でもあります。目に映る情景がどうであれ、自分が望むものや関係性をイメージし続けることが大切です。けれど、なかなかそう思えないときもありますよね。

【ご感想】自分がこれまで、本当に頑張ってきたこと、自分のことを褒めてあげることを優しく教えてもらえた気がします。

ご感想にお書きいただいた、「自分がこれまで、頑張ってきたこと、自分のことを褒めてあげることを教えて頂いた」のは、実は私自身の方だったように思います。本当にありがたいご縁からお会いする皆さまに、私はカウンセラーとして育てていただいております。

「すべての防衛のかげには、古い痛みが隠れている」

痛みから自分を守ろうとする行為のかげには、過去の古い痛みが隠れています。それを知っていると、必要以上に守ろうとしなくてもよくなったり、周りの人のそうした行為にも対処できるようになります。

過去記事のリライトが終わりました。

ちょうど一月ほど前に、過去記事を整えている旨をご報告させて頂きましたが、ようやくリライトが終わりました。このブログを書き始めてから4年半が経過しており、デザインや記法など、読みづらくなっている部分がありましたので、それを整えておりました。

【ご案内】ハチドリチャンネルさま朗読企画#9「手放したいのに、手放せないあなたへ」

ハチドリドロップス@モノと心の\ズボラ/片付けカウンセラー ふせけいこさんのstand.fmチャンネルに朗読用の文章をご提供しております。第9回は、「手放したいのに、手放せないあなたへ」。

【ご案内】ハチドリチャンネルさま朗読企画#8「なぜだか泣けてくるあなたへ」

ハチドリドロップス@モノと心の\ズボラ/片付けカウンセラー ふせけいこさんのstand.fmチャンネルに朗読用の文章をご提供しております。第8回は、「なぜだか泣けてくるあなたへ」。

竹やぶを通って、クールダウンを。

今週は、たくさんお馬さんの原稿を書きましたので、少しクールダウンを。いつものランニングコースを逸れて、近所の公園であまり通らない道を。

【ご案内】ワグネリアンの追悼記事を寄稿いたしました。

2018年のダービー馬・ワグネリアンの訃報がありました。ずっと何者にもなれなかった私に、情熱の頬を灯してくれた、あのダービー。どうしても恩返しがしたく、ウマフリ様に追悼記事を寄稿いたしました。

睦月、まだお正月仕様の熱田さんを歩きながら。

新年明けての、熱田神宮を訪れました。名物の「初えびす」も終わって、少し落ち着いているかな、と思いながら。しかしまだお正月仕様で、屋台などもまたたくさん出ていて、駐車場を探したりと、慌てたりしました。

お酒の力と、他人との距離を詰めた後の罪悪感について。

先日、友人とお話ししている中で、お酒を飲んだ翌日の罪悪感というお話になりました。私もひどく飲み過ぎた翌日は、ものすごい罪悪感に苛まれていたことを、懐かしく思い出しました。

木蓮は、木の伝達者。

「木蓮は、木の伝達者なのよ」以前に聞いた、そんな言葉を思い出します。新春の陽の光を浴びて、そのときをじっと待つ木蓮。その姿は、私に何を伝えてくれているのでしょうか。

名著「傷つくならば、それは愛ではない」を学び直す。

今年は私の心理学の学びの原点でもあるこの名著を、また一日ずつ読み返して写経などしながら、いまの私が感じることなどを、また少しずつシェアしていければと思っております。