暑さ寒さも彼岸まで、とは言いますが、今年はなかなかそうはならないようです。
時候は「秋分」を迎えましたが、先週などは35度を超える猛暑日もありました。
ヘンな話なのですが、その35度を超える暑さの日、妙に懐かしさを感じました。
「あぁ、夏の暑さって、このくらいだったな…」
そんな感じがしたんですよね。
私の感覚の夏と、肌で感じる気温が、とても近かったのでしょうか。
7月、8月は暑すぎましたからね…
それが、9月に入って感じる外気の感じが、夏を思い起こさせる気温だったのでしょうか。
やはり、年々暑くなっているのは間違いなく、気候もまた変わっているのでしょう。
七十二侯では、「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」。
夏の間に鳴り響いていた雷がその声をおさめ、空にはうろこ雲が浮かぶのが見えるころとされます。
…なのですが、これもまた、いまの気候とは少し違うようです。
まだまだ、スコールのような大雨で、雷が鳴ることもありますから。
それはともかくとして、秋分の日は変わらずやってくるようです。
春分と同じように、太陽が真東から昇り、真西に沈む。
昼と夜が、等しい長さになる日でもあります。
気温が徐々に上がっていく春分と違い、これから秋に向かい、少しずつ気温は下がっていく節目でもあります。
沸騰したお湯が、放っておくと自然に冷めていくように。
気温が下がっていく方が、私たちの身体も心も、負担は少ないように思います。
だからでしょうか、徐々に長くなっていく秋の夜には、内省するのにはいい時間なのでしょう。
単に夜の長さだけならば、春先と変わらないものですが、どこかこの秋の時期というのは、自然な感じで熱が冷めていくように、ものごとが自然に流れていく時期なのかもしれません。
まだまだ暑いですが、それでも、もう夜の方が長くなっていくようです。
今日の秋分が、昼と夜を等しく分かつ日。
暑い日も続きますが、徐々に気温は下がっていきます。
身体も、心も、その自然な流れに任せて、ゆるんでみるのもいいのでしょう。
秋分の日、昼と夜が等しい日。
どうか、ご自愛くださいませ。