「パートナーシップとは何か?」「パートナーシップを深めるとは?」というご質問にお答えします。
いろんな角度から答えられる、哲学的な問いですが、ここでは目を合わせるという象徴的な行為に寄せて、書いてみたいと思います。
オンラインカウンセリング無料相談・ココロノマルシェに寄せられたご相談に、回答させていただきます。
【パートナーシップって何ですか。】
お弟子のみなさま、こんにちは。
是非ご意見を伺いたく投稿しました。
この数年間、ロックマンと向き合いつつ、自分自身を一生懸命に磨いてきました。
ロックマンの岩は溶け、現在は素敵な紳士に変身し、私は日々ときめきと安心に包まれています。
ここでやはり出てきたのが、ロックマンに惹かれるのはロックウーマン。私に親密感の恐れアリ、です。
誰かとこんなにハートで向き合ったことがないので、何をどうしてよいのやら分かりません。頭の上に「?」が常に乗っかっております。
パートナーシップって、具体的に何でしょうか。何をどうするんでしょうか。パートナーシップを深めるって何でしょうか。
熱い視線を浴びるたびに、思考は停止、身体も直立不動で固まってしまいます。
経験したことのない新しい世界に飛び込んで、結構真面目?に「知らない」ということへの不安と戦っています。これよりも近づく怖さも感じます。怖いです。
私はまず何をどうしたらよいのでしょうか。
どんなマインドでいたらよいのでしょうか。
向き合うべき課題はありますでしょうか。
今の私に出来ることは何でしょうか。
もっと彼を愛したいですし、ふたりで作る世界というものを味わってみたいです。怖いけれど、勇気を出して一歩を踏み出したいです。
ご意見いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
(ねこの飼い主A さん)
ねこの飼い主Aさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。
文筆家・心理カウンセラーの大嵜直人が、回答させていただきますね。
いやぁ、ねこの飼い主Aさん、素晴らしいですね!
>この数年間、ロックマンと向き合いつつ、自分自身を一生懸命に磨いてきました。
>ロックマンの岩は溶け、現在は素敵な紳士に変身し、私は日々ときめきと安心に包まれています。
>ロックマンの岩は溶け、現在は素敵な紳士に変身し、私は日々ときめきと安心に包まれています。
>ロックマンの岩は溶け、現在は素敵な紳士に変身し、私は日々ときめきと安心に包まれています。
読んでいてうっとりしてしまいましたので、たくさん貼ってみました笑
>私は日々ときめきと安心に包まれています。
いいですぇ…ほんとに、すばらしいですよね!
ロックマンとは、「過去の深く傷ついた経験から、自立的になり過ぎて感情を切ってしまっている男性」のことを指すと思うのですが、そうした男性を紳士に変身させたのですね。
いやぁ、ねこの飼い主Aさんは、どんな魔法を使ったのでしょうか。
ご多聞に漏れず、ロックマン気質バリバリのわたしからすると、それをぜひ伺ってみたいところです。
それくらい、ねこの飼い主Aさんがこの数年間でされてきたことは、素晴らしいことだと思います。
自立的な男性が紳士に変わるとき。
それは、その男性がずっと抱えてきた傷が、癒えたときなのかもしれませんね。
それを癒したのは、ねこの飼い主Aさんの愛情と、情熱ではないでしょうか。
ぜひぜひ、この数年間のがんばり、自分磨きを、よくやったよね!とねぎらってあげてくださいね。
さて、ねこの飼い主Aさんのご質問に、お答えしていきたいと思います。
>パートナーシップって、具体的に何でしょうか。何をどうするんでしょうか。
パートナーシップとは、心理学においては親密な二人の関係を指します。
多くの場合は、恋愛関係や婚姻関係を指しますよね。
それを狭義の意味でのパートナーシップとするならば、もう少し広い意味でとらえることもできそうです。
何かとの「関係性」としてとらえるのであれば、いろんなものの間にパートナーシップを見ることができると思います。
親との関係、きょうだいとの関係、同僚との関係、自分自身との関係、人ではなく会社やお金、故郷といったものとの間との関係…いろんな人やものと関係性を結びながら、私たちは生きています。
その中で、上に述べた「恋愛や婚姻における関係性」を、パートナーシップとして取り上げることが多いのは、それだけ他の関係性に対する影響が大きいからなのでしょう。
親、きょうだい、同僚、祖父母といった関係性は固定的ですが、パートナーとの関係は可変的です。
最初は見知らぬ人から始まり、どんどん親密になり、時には遠ざかり、時に近づき、自分に最も近しい関係性にまでなります。
そうしたパートナーシップが素晴らしいのは、それによって他の関係性をも癒してしまう力を持っているからだと私は思います。
ねこの飼い主Aさんが、この数年間で彼の心を溶かして、少しずつ近づいたこと。
それによって、彼以外の人との関係も、変わりませんでしたでしょうか?
彼が紳士になっていくとともに、ねこの飼い主Aさんの世界は、彩りと潤いを増してきたと思うのですが、いかがでしょうか。
ご相談文にある通り、親密になることはとても怖さをともないますが、それ以上に、素晴らしいものです。
>パートナーシップを深めるって何でしょうか。
一つの象徴としては、視線を合わせ続けることでしょうか。
合わせる、ではなくて、合わせ「続ける」、です。
ねこの飼い主Aさんも、もうされているように思います。
>熱い視線を浴びるたびに、思考は停止、身体も直立不動で固まってしまいます。
停止した思考の、そのままで。
直立不動の、そのままで。
彼の瞳を、見続けてみてください。
その瞳の中に、ねこの飼い主Aさんご自身が映るのを、見ることでしょう。
自分の汚さ、嫌な部分、見てほしくない部分、そうしたものが、見えてくるかもしれません。
恥ずかしさに、顔を覆いたくなるかもしれません。
それでも、見続けてください。
言葉で形容できないような、いろんな感情が、浮かんでくるかもしれません。
その瞳に呑み込まれてしまいそうで、怖くなってくるかもしれません。
それでも、見続けてください。
いつしか、瞳の中の自分が、彼に見えてきたりするかもしれません。
見ているのがわたしなのか、彼なのか。
見つめられているのは、彼なのか、わたしなのか。
それも、わからなくなるかもしれません。
わけもなく、涙が流れてくるかもしれません。
それを、ただ、そのままにしてみてください。
そして、できればその感覚のまま、日々を過ごしてみてください。
彼と過ごす日も、そうでない日も。
彼とともに生きる時間に、感謝を捧げてみてください。
彼に直接伝えてもいいですし、会えないときは、祈りとして送ってみてください。
彼の笑顔に、彼の瞳に、彼の身体に、彼の言葉に、彼の存在に、感謝してみてください。
ときに、彼のいる世界とは、なんという奇跡なんだろう、という感覚になるかもしれません。
その贈り物を、存分に受けとってみてください。
そして、ねこの飼い主Aさんという、かけがえのない存在を、そのすべてを、彼に与えてみてください。
パートナーシップを深めるイメージを、少し書いてみましたが。
それはきっと、ねこの飼い主Aさんが、されてきたことのように私は思うのですが、いかがでしょうか。
>経験したことのない新しい世界に飛び込んで、結構真面目?に「知らない」ということへの不安と戦っています。これよりも近づく怖さも感じます。怖いです。
誰もが、新しい世界に踏み出す時は、怖いものです。
どうか、その怖さもそのままに。
できれば、その怖さを、彼に伝えてみてください。
>私はまず何をどうしたらよいのでしょうか。
何もしなくていいと思います。
>私は日々ときめきと安心に包まれています。
この感覚を忘れず、そのままでいてください。
それが、彼にとってのこの上ない贈り物になります。
>どんなマインドでいたらよいのでしょうか。
いまのねこの飼い主Aさんの、そのままのマインドで大丈夫です。
怖いままで、愛おしいままで。
>向き合うべき課題はありますでしょうか。
何もありません。
>今の私に出来ることは何でしょうか。
この数年間で、ご自身がされてきたことの偉大さを、受け取ってください。
彼に差し向けてきた愛の大きさを、知ってください。
>もっと彼を愛したいですし、ふたりで作る世界というものを味わってみたいです。
ねこの飼い主Aさんには、それができるからこそ、こうして言葉にできると思います。
>怖いけれど、勇気を出して一歩を踏み出したいです。
きっと、大丈夫です。
こうして、ご相談文をお送りいただいたことで、もう一歩目を踏み出しているのですから。
きっと、大丈夫です。
怖さも、不安も、愛おしさも、そのままに。
ご自身の愛の美しさを、見てあげてください。
ご自身のされてきたことを、信じてください。
ねこの飼い主Aさんのパートナーシップを、心より応援しております。
この度は、ご相談いただきまして、ありがとうございました。
大嵜 直人
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