大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

誰かを責め続けることの怖さと、そこから抜けるための「許し」のプロセスについて。

他人を批判したり、責めたりすると、自分を幸せから遠ざけます。だからといって、「批判しないでいよう」と無理に自分を抑えるのもまた、辛いものです。そうした人の心理と、「許し」という万能薬について、お伝えします。

あなたも私も、全体を完成させる一つのピース。

誰かと心理的に対立していると、どうしても「私が正しい」と我を通したくなります。しかし、たとえその正しさを無理やり押し通したとしても、なぜか満たされないものです。そうした不毛な「主導権争い」を解消するための、一つの見方をお伝えします。

「怒り」を感じたときは、癒しのチャンス。

苦手な人が多いと思われる「怒り」。その奥底には、別の感情が隠されています。それは、普段見ないようにしている感情かもしれませんが、その感情と向き合うことができると、癒しがもたらされるようです。

【ご感想】今迄中々人に話したことのない事を話せたので良かったです

カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。心が落ち着かれたとのご感想をいただき、嬉しく思います。ありがとうございます。

誰かを許すことができたとき、自分自身もまた許すことができる。

「許し」と聞くと、どこか崇高なもの、清廉潔白なもの、というイメージを持たれるかもしれません。しかし、心理学での「許し」とは、あるものや人への見方を変えることを指します。そんな「許し」のプロセスと大きな恩恵について、お伝えします。

【ご感想】 私はありのままの私でいいんだなあと今日のセッションで改めて認めてあげたいとも思いました。

カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。リピートでお申し込みをいただき、継続してお話を伺えるのは、本当にありがたい限りです。

【満席御礼】2022年5月度カウンセリング・モニターを募集いたします。

(4月30日追記)※満席になりました。ご応募いただきありがとうございました。※次回6月度の募集は、5月25日(水)に開始を予定しております。 文筆家・心理カウンセラーの大嵜直人のブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。 5月度のカウンセリン…

「許し」は利他的でも犠牲的でもなく、自分自身のためにするもの。

周りの人に見える価値や魅力は、すべて自分のなかにあるものです。同じように、他人のイヤな部分、嫌いな部分、許せない部分は、自分が持っているものです。なぜ、そうした部分を「許そう」と言われるのかについて、考えてみます。

「癒着」の心理から考える、自分を満たす、自分を生きる、ということ。

「癒着」しているとき、お互いがお互いに依存してしまいます。そのため、私たちは「癒着」していると、与えることもできないし、受けとることもできません。相手に与えるために、自分に立ち戻ることの大切さについて、お伝えします。

おたがいの自立を阻む「癒着」は、「与える」意識が抜け出すカギになる。

「癒着」していると、お互いが依存しあうことになり、お互いが自立することを阻んでしまいます。それを悪いこととするよりも、「癒着」できるくらい愛が深いと見ることもできます。「癒着」できるほど愛が深い人だからこそ、相手が望むことを考え、与えるこ…

相手のことを考えると、何も言えなくなる「癒着」の心理。

誰かと「癒着」していると、コミュニケーション不全におちいることがあります。そのため、相手との関係性が変化しなくなり、苦しくなります。そうした「癒着」の状態はしんどいものですが、そこから新しい関係性を育むヒントをお伝えします。

書評:根本裕幸さん著「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」に寄せて

私がカウンセラーとして師事しております、根本裕幸師匠の新著「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス、以下「本書」と記します)の書評を。

「癒着」するのは、つながりが感じられないからであり、それは自分の内面と切れているから。

絆やつながりが切れたと感じたとき、私たちはその代わりに「癒着」します。しかし、そうしたときに切れてしまっているのは、他人とのつながりではなくて、自分自身とのつながりです。そうした「癒着」の心理と、「癒着」できる人の才能について、お伝えしま…

愛しているがゆえに「癒着」もするし、「犠牲」もする。

心理学において「癒着」とは、他人との心理的な距離が、近くなり過ぎている状態を指します。何をしていても相手のことが気になりますし、常に頭の中に相手がいる、とてもしんどい状態です。それは辛いものですが、「それほどに愛したいから」という視点から…

自分を2番手のポジションに置きたがる、三角関係の心理。

三角関係の心理、というものがあります。エレクトラ(エディプス)・コンプレックスとして知られる、異性の親をめぐる葛藤の心理であり、自分を二番手のポジションに置くようになります。その背景と、そこに向き合う恩恵について、お伝えしたいと思います。

群雄割拠を断つ、後の先。 ~2022年 皐月賞 回顧

2022年、皐月賞。群雄割拠の混戦を制したのは、ジオグリフ。福永祐一騎手の「後の先」に導かれ、クラシック一冠目の栄誉に輝いた。

こころは、追憶のライトスタンドにとんで。 ~2022年 バンテリンドーム ナゴヤ開幕戦 観戦記

2022年3月29日火曜日、16時過ぎ。改札を出て左に進むと、バンテリンドームナゴヤへの地下通路が広がる。その通路の中に浮かび上がる、ドラゴンズ・ロード。

あなたの大切な人は、どんな愛し方をする人でしょうか?

百人いれば、百通りの「愛し方」があります。自分の大切な人は、どんな愛し方をする人だろう?そして、なぜ、その愛し方をするのだろう?それを考えることは、大切な人を理解し、関係性を深めてくれます。

その走りが、輝かせるもの。 ~2022年 中山グランドジャンプ 回顧

2022年中山グランドジャンプ、オジュウチョウサン。生ける伝説は、なおも現在進行形。もう、生きているうちに、こんな名馬には出会えないかもしれない。そんな寂寥感すら覚える、絶対王者の走り。

「役割」の功罪と、その付き合い方について。

「役割」の心理についてお伝えします。本来の自分を否定される辛い経験から、私たちは「役割」を身につけます。そうした「役割」の功罪と、その付き合い方について、少し考えてみます。

無価値観から忙しくすることがやめられない、あなたへ。

自分の価値が信じられないと、無価値観からのハードワークから抜け出せなくなります。忙しさとは、無価値観の埋め合わせだからです。何もしない、そのままの自分の価値を認めることの大切さと、そこにいたるためのヒントをお伝えします。

【ご感想】 後からじんわりと心が温かくなりました。

カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。Sさまの手放しが進んだとのタイミングで、お話しさせていただき嬉しく思います。

他人を変えようとすることの不毛さを、「癒着」と「投影」から考えてみる。

「他人を変えるよりも、自分を変えよう」とは、よく聞くテーマです。なぜ、他人を変えようとしてはいけないのか。なぜ、自分を変えた方が早いのか。それを「癒着」と「投影」の視点から、お伝えしてみたいと思います。

【ご感想】 いいところを言語化してほめてくださり嬉しかったです。

カウンセリングの中で、どうやったら、クライアントさまの素晴らしいところ、美しいとことを、お伝えできるだろうと、いつも考えます。お話を伺う中で見せていただく、その魅力や才能を、余すことなくお伝えしたいと思っています。

平和の天使は、どこに生まれるか。

私たちは、ほしいと思っていたものを、誰かに与えると、とても癒されます。あなたが欲しかったのに、与えられなかったものは、何でしょうか。もしかしたらそれは、あなたが世界に与えられる、唯一無二の才能を示しているのかもしれません。

【ご感想】彼を憎んでいる自分が救われた瞬間でした。

もし、またKさまにお時間をいただけるようでしたら。言葉を選んでいただいても、選んでいただかなくても、大丈夫です。わたしは、ずっとKさまの光を、見続けます。

ほしいのに足りない、という不満は、「才能」のありかを示してくれる。

相手からほしいと思っているものは、実は自分の方が与えることを求められているものです。一見すると、常識とは相反する考え方ですが、心の世界では真理のようです。そしてそれは、かけがえのない「才能」のありかを教えてくれます。

【ご感想】考え方の別視点や自分の良い面に気がつく事ができ、参考になりました

カウンセリング・モニターのご感想をいただきました。 〇大嵜直人のカウンセリングを受けようと思われた理由を、お教えください。 にじこ先生のご紹介から 〇カウンセリングを受けてのご感想を、ご記入ください。 優しく、穏やかでゆったりとした話し方で接…

「復讐」を、自分を許すためのプロセスの一部としてとらえてみる。

「復讐」とは、自分が幸せにならないことで、誰かに仕返しをすることです。それは、主導権争いに敗れた相手に対して仕掛ける、情緒的な脅迫ともいえます。それをいけないこと、として見るのではなく、自分を許すためのプロセスの一部として見ることをおすす…

追憶の、黄・黒縦縞・袖青一本輪。 ~2022年 桜花賞 回顧

川田将雅騎手の手綱に導かれ、差し切ったスターズオンアース。黄・黒縦縞・袖青一本輪の勝負服は、どこか追憶の中にあった。また今年も、桜が咲く。桜が、散る。